産地 ：　イタリア、トスカーナ州、モンタルチーノ地区
トスカーナIGT
生産者 ： アルジャーノ
畑　：　約１００ha（うちブドウ畑４８ha）
ロケーション　：　モンタルチーノでも南側の斜面に位置し、ティレニア海に近いマレンマ地区に似た気候（乾燥して夏は非常に暑く、海からの風が吹き込む）
標高　：　約３００m
ブドウ品種 ： サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)７０％、カベルネソーヴィニォン２０％、メルロ１０％
単位収穫量　：　ブドウの樹１本あたり約１ｋｇ
アルコール度 ：　１４．５％

2002年がファースト・ヴィンテージです。ブドウはマセラシオン、発酵と品種別に行われ、ブレンドされます。フレンチ・バリック（2nd Used）とスロヴェニアの大樽で熟成され、ノンフィルターで瓶詰めされます。
しっかりした濃いルビー色と熟れた果実、スパイス、インクなどの充実した香り。
果実味と凝縮感、極め細かく洗練された味わいです。

イタリアワインファンなら一度は耳にしたことのあるワイナリーであろう。
１５８１年にこのアルジャーノの屋敷が建てられてから４世紀以上に渡る年月を経て、１９９２年からは現在のオーナーであるノエミ・マローネ・チンザーノ伯爵夫人によって管理される。ワインコンサルタントはジャコモタスキ氏。

ブルネッロDOC、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGの２つの原産地呼称のワインで名を馳せたワイナリーですが、他のトスカーナのワイナリー同様、ビッグなIGTをも生産しています。
サンジョヴェーゼ、カベルネ、メルロのブレンドタイプのソレンゴ(\11,340.)とサンジョヴェーゼ１００％のスオーロ（\17,850.）の２種類です。このノン・コンフンディトゥールは、比率こそ違え、ブレンドですので、ソレンゴのセカンドと言った位置づけになるでしょうか。ソレンゴの濃さには及ばないものの、今すぐにでもその美味しさを楽しめるのが特徴です。
ノン・コンフンディトゥールとはラテン語で「混乱しない」と言った意味だそうです。「ソレンゴと間違えないで」といった意味で命名されたのでしょうか？