インドはウィスキー大国!
英国の酒類専門誌「ドリンクス・インターナショナル」の2016年の調査で、世界のウイスキーの年間出荷量の上位10ブランドの中に、インド企業により生産されたブランドが7品ランク入りしており“インドは知られざるウイスキー大国”として、評価が高まっています。
ジョン・ディスティラリーズ社は1992年に創業し、ウイスキー、ブランデー、ワイン等を製造する、インドで第4位の総合酒類メーカーです。中でも、同社のウイスキーの基幹商品である「オリジナルチョイス」は、世界で第7位の売上を上げているウイスキーブランドとなっています。
「Paul John(ポール・ジョン)」は、同社が2004年に初めてリリースをし、インド国内はもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアにて近年相次いで発売され、今注目を浴びているインディアン・シングル・モルト・ウイスキーです。世界24カ国で発売されており、2017年、日本初輸入となりました。
ウイスキー文化研究所の土屋守氏のセミナーでの解説によると
「インドのウイスキーについては3つのカテゴリーがあるが、今回の「ポールジョン」は、インディアン・シングルモルト・ウイスキーに分類される。条件は大麦麦芽を使うことと、ポットスチルで蒸留することの2点だ。熟成に関しては1年以上と定められている。」
との事。