Wine List 【 D-558 】

歴史あるVDP創設メンバーが
2007年、新たな取り組みで大注目!
Von Winning Weingut GmbH

オーク樽醗酵、オーク樽熟成の洗練されたスタイルで
品種よりもテロワールを反映することをより重視するシリーズ
フォン・ウィニング

 

 

 

 

フォン・ウィニング、フォルスター ウンゲホイヤー
リースリング
2021 グローセス・ゲヴェックス

Von Winning Forster Ungeheuer
2021 Riesling Grosess-Gewachs

 

 

 

産国

ドイツ、ファルツ地域、フォルスト村ウンゲホイヤー畑

格付け

グローセス・ゲヴェックス(特級畑)

生産者

フォン・ウィニング醸造所
(オーナー:ニーダー・ベルガー氏)

醸造責任者

ステファン・アトマン氏

品種

リースリング100%

樹齢

25年

単位収穫量

37ha/hl

栽培面積

3 ha

自然派ワイン

ビオデナミ栽培(認証なし)

ヴィンテージ

2021

醸造

オーク樽醗酵、MFLはなし。オーク樽熟成17カ月(フレンチオーク、500L、新樽比率5%)

アルコール度

13.0〜14.0度

残糖

4〜7g/L

容量

750ml

生産本数

11,000本

コルク

タイプ

白ワイン。辛口(トロッケン)

評価

ワインアドボケイト: 95−96
「壮大」以外の何ものでもない!

インポーター

モトックス( 4997678195984 )

希望小売価格

\9,460.(税込)

サービス

8℃〜11℃。 now 〜 2035

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

ライムを思わせる強く成熟したピリッとしたアロマと、グレープフルーツの香り、とてもジューシーで塩味を感じる味わい。ほとんど完璧といって良い集積したミネラル感と果実味が、何とも品の良い骨格を作りミディアムからフルボディのワインである。そしてわずかにピリッとしたニュアンスを伴う。派手な樽感はなく、落ち着き非常に長く続く素晴らしく美味しい余韻へと誘われる。 
世界的な銘醸畑フォルスター村ウンゲホイヤーのリースリングです。柑橘系の香りとキリッとした酸、十分なミネラル感のある極めて余韻の豊かなワインです。
 
グローセス・ゲヴェックスは、従来のドイツワインのモストの比重による格付けから離れ、テロワールを尊重した“クリュの思想”から制定されました。「グローセス・ゲベックス」はフランスのグラン・クリュに相当する畑です。
ワイン名をフランス・アルザス風に言うと
「フォン・ウィニング、フォルスター リースリング グラン・クリュ ウンゲホイヤー」とでもなるでしょうか?
“ウンゲホイヤーはウンゲホイヤーに旨い!”
そう!30年以上も前のワイン知識の勉強時代に、バッサーマン・ヨルダンの「ウンゲホイヤー」をテースティングした際に、このようなコメントをした方がおりました。
ウィットあるコメントに感心した記憶があります。以前から、“恐ろしく”おいしい畑と言われてきたワインです。

参考評価 : ワインアドボケイト 94+(2013Vnt)
柑橘系の色合いをまとった2013年のフォルスター・ウンゲホイヤー リースリング トロッケン GGは、ライムグリーンの輝きを伴いつつ、この早い段階で、フォン・ウィニングの2013年を代表するもっとも感動的なリースリングと言えるだろう。ライムを思わせる強く成熟したピリッとしたアロマと、グレープフルーツの香り、とてもジューシーで塩味を感じる味わい。、ほとんど完璧といって良い集積したミネラル感と果実味が、何とも品の良い骨格を作りミディアムからフルボディのワインである。そしてわずかにピリッとしたニュアンスを伴う非常に長く続く素晴らしく美味しい余韻へと誘われる。プッシュタインやキルヒェンシュトックの2013年がまだ閉じているのと比べるとこれは既に偉大で輝かしく、エネルギッシュなワインである
(October/2014より全文引用)

 

 

  

ワイナリーの歴史は19世紀初頭、ドイツ南部のファルツ地方で名声を誇った「ジョルダン・エステイト」に遡ります。 1848年、この銘醸ワイナリーは、当主の死により3人の子供に分割相続されます。その一人でエステトの娘夫婦ダインハード家が父親から分割相続した畑をもとに「ダインハード醸造所」を設立。そして、1907年にはさらにその娘夫婦にあたるフォン・ウィニング夫妻へと継承され、ワイナリー名は「Hauptmann von Winning'sches Edelweingut」に改められました。

1907年に継承されたワイナリーは、夫レオポルト・フォン・ウィニング氏の揺るぎない情熱に支えられ、クオリティは次のレベルへと昇華しました。レオポルト・フォン・ウィニング氏は、900年前に皇帝から称号を与えられた貴族の流れを汲む人物ですが、ワイン造りに大変な情熱を注ぎ、現在のドイツ優良生産者組合「VDP」設立の功労者にもなります(VDPの前身にあたる「Deutscher Weinbauverband」の設立者でもある)。こうして、「フォン・ウィニング」の名前はそのまま優れた品質を表すようになります。

第一次大戦までの間、ファルツで最も輝くワイナリーとなりますが、大戦後の1918年、売却されたワイナリーはフォン・ウィニングの名を使用することが許されず、その名称を元の設立者の名であるダインハードに戻し、「Dr.ダインハード醸造所」に改めました。

「フォン・ウィニング」の名を冠した現在のワイナリーは、こうした複雑な相続と売却の背景を持つ銘醸ワイナリーに再び命を吹き込むプロジェクトとして、2007年に起業家のアヒム・ニーダーベルガー氏の手により誕生しました。ニーダーベルガー氏は分割でバラバラになってしまっていたダイデスハイムの銘醸ジョルダン・エステイト(いわゆるJordan'sche Teilung)を構成していた3つの醸造所、「Bassermann-Jordan醸造所」「Von Buhl醸造所」、さらに「ダインハード醸造所」を5年の歳月をかけて買い取ります。これら3つのエステイトは独立して運営されていますが、フォン・ウィニング家の流れをくむダインハード醸造所は、ニーダーベルガー氏が同家とと非常に親しい関係にあったことから、再び「ヴァイングート・フォン・ウィニング」として蘇り、最高責任者にステファン・アトマン氏を迎え入れることで新たな一歩を踏み出しました。

ワイナリーでは、「畑の可能性を引き出し、最高品質のワインを造る」ことをモットーに、フォン・ウィニングドクター・ダインハードの二つのブランドを掲げてクオリティワインを生み出しています。長年受け継がれてきた遺産や伝統を大切にするとともに、最新の設備・技術をもってワイン造りを行っていくことで、新たな歴史を刻みはじめています。
つづき

ヴァイングート フォン・ウィニングのワイン

  D-555 Dr.ダインハード、ダイデスハイマー シュペートブルグンダー  Qba

  D-558 フォン・ウィニング、フォルスター ウンゲホイヤー リースリング GG

  D-559 フォン・ウィニング、ダイデスハイマー カルコフェン リースリング GG


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