斜面の方角でも日照量が変化する為、区画毎に植える品種を選びます。
すり鉢状になった丘の溝部分には小川が流れている所があり、貴腐菌にも微妙な影響を与える
斜面と斜面がぶつかっている溝の部分は、特に風の吹き降ろしが強い。
頂上付近が-5℃の時、溝部分は-10℃から-15℃と気温差が激しい。その溝はあまりの冷たさから「ICE
LAKE」と呼ばれています。
黄金の村を一望する丘の上の城!黄金の村ドゥルバッハを一望する事ができる高い丘に、シュロス・シュタウフェンベルクはあります。
城(兼、醸造所)を頂にして目の前に広がる畑。丹念に手入れをしたブドウを最高の状態で醸造できるのは、畑が醸造所から至近距離という強みによるのです!
丘の上にある為、周りの天気が良く見える。醸造家のアヒム氏は、城から数キロ離れた地点を指差し
「あの場所で雨が降っている時は、この城から確認できる。その場合ここでは2時間後に雨が降るんだよ」
との事。昔からワイン造りをしているので、土地の気候のデータがある強みがあります。
そして、畑には40年以上の熟練の栽培家がいるそうです。いま70歳くらいですが、彼は空と風から天気を読み、畑の管理に適切な指示を出す達人だそうです。