Jacques Selosse
巨匠がテロワールを突き詰めた
“リュー・ディ” シリーズ

シャンパーニュ地方コート・デ・ブランのレコルタン・マニピュラン(RM:葡萄生産者元詰めシャンパーニュメーカー)。
コート・ド・ブランの4地区アヴィズ、クラマン、オジェ、メニル・シュール・オジェ、そしてアンボネィ。アイとマルイユ・シュール・アイの自社畑(全てグラン・クリュ)から、平均年産僅か4,000ケースの芸術的なシャンパーニュを造り出す。
現当主アンセルム・セロス氏は
「良いシャンパーニュは良いワインからしか生まれない、また良いワインは土地と気候と優れた栽培家に恵まれた葡萄でしか造れない。」
と語り、自らの手で葡萄畑の土造りから出荷までを実践する。クラスマン2006年版レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2013年版で最高の3つ星生産者として紹介されている。


 

F-9831】 ドメーヌ ジャック・セロス、“リュー・ディ”
メニル・シュール・オジェ レ・キャレル
グラン・クリュ エキストラ・ブリュット

Domaine Jacques Selosse. "Lieux-Dits"
Mesnil sur Oger Les Carelles NV
Grand Cru Extra-Brut

産地 : フランス、シャンパーニュ、メニル・シュール・オジェ村
生産者 : ドメーヌ ジャック・セロス(オーナー:アンセルム・セロス氏)
土壌 : 白亜質の石灰土壌の上に矢石類の化石が混じった土壌
品種 : シャルドネ100%
樹齢 : 35年
収穫 : ハンドピッキング
単位収穫量 : 55hl / hl
醸造 : 瓶内二次醗酵。エキストラ・ブリュット
瓶詰め : デゴルジュマンは手作業(2013年4月12日)。しかも瓶口部分を凍らせない伝統的な手法を使う。
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
タイプ : 白・シャンパン。辛口
: ビオデナミ

コート・デ・ブランのメニル・シュール・オジェの単一畑レ・キャレルのシャルドネ100%で造られたシャンパン。ラ・コート・ファロン同様にシャンパーニュ地方でも最良の畑として知られるこの地の特質をヴィンテージの差異を超えて表現している。


 

 

F-9832】 ドメーヌ ジャク・セロス、“リュー・ディ”
マルイユ・シュール・アイ スー・ル・モン
プルミエ・クリュ エキストラ・ブリュット

Domaine Jacques Selosse. "Lieux-Dits"
Mareuil sur Ay Sous le Mont NV
Premier Cru Extra-brut

産地 : フランス、シャンパーニュ、マイユー・シュール・アイ村
生産者 : ドメーヌ ジャック・セロス(オーナー:アンセルム・セロス氏)
土壌 : 
品種 : ピノ・ノワール100%
樹齢 : 年
収穫 : ハンドピッキング
単位収穫量 : 
醸造 : 瓶内二次醗酵。瓶内熟成期間6年。ドサージュはゼロ。
瓶詰め : デゴルジュマンは手作業( 2013年2月11日 )。しかも瓶口部分を凍らせない伝統的な手法を使う。
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
年間生産本数 : 10,000本
タイプ : 白・シャンパン。辛口
: ビオデナミ

メニル・シュール・アイの斜度15%の東向き斜面にある0.4haの単一畑“スー・ル・モン”で収穫されたピノ・ノワールを100%使用したブラン・ド・ノワール。2005年が最初の収穫となる新たなリュー・ディ。ドサージュによってマグネシウムの多い土壌から来る苦味が強調される。


 

 

F-9833】 ドメーヌ ジャック・セロス、“リュー・ディ”
アンボネイ ル・ブー・デュ・クロ NV
グラン・クリュ エキストラ・ブリュット

Domaine Jacques Selosse. " Lieux-Dits "
Ambonnay Le Bout du Clos NV
Grand Cru Extra-Brut

産地 : フランス、シャンパーニュ、アンボネイ村
生産者 : ドメーヌ ジャック・セロス(オーナー:アンセルム・セロス氏)
土壌 : 白亜質の石灰土壌層と石灰粘土層が重なる土壌
品種 : ピノ・ノワール100%
樹齢 : 37年
収穫 : ハンドピッキング
単位収穫量 : 55hl / hl
醸造 : 瓶内二次醗酵。ドサージュは2g/L。
瓶詰め : デゴルジュマンは手作業 ( 2013年3月13日 )。しかも瓶口部分を凍らせない伝統的な手法を使う。
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
年間生産本数 : 本
タイプ : 白・シャンパン。辛口
: ビオデナミ

 

アンボネイのブー・デュ・クロは同じブラン・ド・ノワールのラ・コート・ファロン(アイ)に比べて表土が95cmと厚く、ワインの味わいに力強さを与えている。充実したミネラル感、鋼鉄のような酸味が稠密な果実味を衣装を纏ったようだ。ビオ・ディナミで栽培されたサトウキビで造られた砂糖を使ってティラージュし、同じくビオ・ディナミで栽培された葡萄の濃縮果汁をドサージュに使用している。

 

 ドメーヌ ジャック・セロス :オーナー&ワインメーキング

 


アンセルム・セロス氏 

 


ビオデナミの畑

 

 
デゴルジュマン

 

 

生産者:
ドメーヌ・ジャック・セロスはアンセルム・セロスの父親が1949年に創業した。1976年アンセルムはボーヌの醸造学校から帰り、アンセルムのワイン造りが始まった。1986年頃から木樽で醸造を始め1993年には全ての収穫を木樽で醸造するようになる。当時、グランメゾンの醸造家は彼を変人扱いしたと言う。
年間生産数は平均4,000ケース(750ml)

所在地 :
ワイナリーはアヴィズの町中。葡萄園はコート・デ・ブラン アヴィズ、クラマン、オジェ、メニル に合計6.15ha(全てシャルドネ)離れてアンボネイに0.35ha(ピノ・ノワール)白亜質の石灰岩土壌。

葡萄栽培:
シャルドネは平均樹齢40年。良質の原料ワインを求める為にビオディナミを実践。ビオディナミの暦を使用しているが状況によっては柔軟に対応する。全ては健全な葡萄栽培のための手段で、ビオディナミ自体が目的ではない。アンセルムにビオディナミの信者的なイメージは無い。アンセルムの畑には冬小麦等、土の状況に応じてカバークロップが生やされている。畑に入れば生命に溢れた感覚がダイレクトに伝わり、畑の土のまるで毛足の長い絨毯を踏むようなフカフカした感触と共に、生きた畑が実感できる。
アイとアンボネイに0.7haの葡萄畑を持ち、グラン・クリュのピノ・ノワールから実験的なワインを少量生産している。

醸造:
一次発酵(原酒となるワイン)に228Lと400リットルの木樽を使用。新樽比率10%。樽の材料により味わいに偏りが出ないように5社の樽メーカーに5つの産地の樽材から3種の樽材を組み合わせて樽を造らせる。400リットルの樽は4種の樽材を合わせている。
発酵には自社のセラーに自生する天然酵母をドイツの酵母メーカーに送り培養して使用。醸造後、澱引き、濾過せずに翌年5月頃まで樽熟成。この時点でテイスティングしてボトリングに回すワインと更に樽熟成させるワインに分ける。マロラクティック発酵はわない。
シュプスタンスは独自のソレラシステムを組む。収穫の翌年、通常の小樽から4,000リットルの大きな木樽に澱と共に移され、次の年には澱を取り除いて4,300リットルのステンレスタンクに移される。毎年、4,300リットルのステンレスタンクから全体の22%をボトリングする為、減った分を大樽から移し、更に大樽の減少分を小樽から移して行く、所謂ソレラが出来上がる。このソレラには1984年収穫からのワインが入っている。

二次醗酵はボトリング後、2年〜3年間の瓶内熟成。年間平均気温10℃地下セラーで瓶熟成。
ルミアージュは手作業。デゴルジュマンは瓶口を凍らせずに手作業で実施。デゴルジュマンは客先からの出荷依頼を受けてから実施。デゴルジュマンの日付はボトル裏ラベルに記載される。
デゴルジュマンから半年位経過して、ワインに落ち着きが出てくる。確実に瓶内熟成するシャンパン。

木下インターナショナルのHPより転載


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