ワイン・アドボケート
158号 90点:
疑う余地のないスリーパー・オブ・ヴィンテージであるこのワインは、紫がかった深いルビー色で、炭、黒系果実などの甘みのあるノーズが感じられる。非常にしっかりしたタンニンはあるが、凝縮感とワインの骨格とバランスがとれている。しなやかな造りの2003ヴィンテージよりも、2002年は長熟型で開くのに時間がかかるが、非常に凝縮した、リッチな味わい、パワフルで骨格のしっかりしたワインである。
飲み頃:2010〜2020年。
山本博氏のコメント(ワイン王国35号):
やや熟成がすすんでいる。香りに深さと緻密さ。初口は滑らかで果実味は華やか。とてもバランスがいいが、底部のタンニンは決して華奢ではない。
実に果実味が美味しい。
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