産地 ： フランス、ボルドー、ベィシュヴィル村
サン・ジュリアンAC
メドック、グラン・クリュ４級
生産者 ： シャトー　ベイシュヴィル元詰
品種 ： カベルネソーヴィニォン ４６％、メルロ ４２％、カベルネフラン７％、プチ・ヴェルド５％
平均樹齢　：　３０年
植栽密度　：　8,300〜10,000本
収穫　：　2004年、9月30日〜10月16日
単位収穫量　：　５３hl／ha
熟成　：　 オーク樽熟成　18-24ヶ月
アルコール度 ： １３％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ　

　

果実香（カシス、ブラックチェリー）と程よいトースト香、グリル香の出方、洗練さが特徴的。タンニンは味わい深い。

シャトー・ベイシュヴェルの土地は250ヘクタールに及び、そのうちおよそ90ヘクタールに葡萄の木が植えられています。メドックのヴェルサイユと言われる美しい庭園を誇るシャトー。深い小石層の土壌から豊かなコクと内容を持った最高の赤ワインがうまれます。
今日、シャトーはサントリー社とカステル社の合弁企業であるグラン・ミレジム・ド・フランス社が所有者となっており、その創設以来、エイマール・ド・バイヤンクスによって経営されています。

ベイシュヴェルのアイデンティティにまつわる伝説

17世紀初頭のシャトーを想像してみよう…。初代エペルノン公が所有者になる。フランス海軍提監でもあった彼への忠誠の証に、この前を通るすべての帆船は帆を下ろした。グリフォン（ギリシャ神話に出てくる生物）を船首にした帆船のエンブレムは、心底敬意を払うブランドであり、また彼のガスコーニュ語名 “Becha vela” は帆を下げるという意味の “Baisse voile” ベッセ・ヴォワルであり、のちにBeychevelle ベイシュヴェルになった。