産地 ： フランス、ボルドー、AOCコート・ド・ボルドー(カスティヨン)
生産者 ： Ch.グボー(グボー夫妻）
土壌　：　粘土石灰質の標高100メートルのなだらか丘の頂（ボルドーで最も高い場所にある畑の一つ）。南東向きの斜面の選抜した区画。
品種 ：　 メルロ９５％、カベルネフラン５％
平均樹齢 ：　２５年
単位収穫量　：　３５hl/ha
醸造　：　収穫ブドウの2/3は温度管理機能付きの水平式のステンレスタンクで発酵を行う。ブドウの果皮から最大限タンニンを抽出し、苦く辛いタンニンを避けるためブドウの種からタンニンは選別して取り除く。残り1/3のブドウは楕円錐形の木製の発酵槽と新樽で発酵を行う。熟成は新樽で15か月。
アルコール度 ： １４％
容量　：　７５０ml
シャトー年間平均生産量：　１０，０００本
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ
希望小売価格　：　３，２４０円
　：　 ビオロジック
評価　：　2010Vntを下記２人のブラインド・テースティング評価
マルクス・デル・モネゴ氏 (Best Sommelier of the World 1998)　：　９０points
アンドレアス・ラッソン氏 (Best Sommelier of the World 2007)　：　９１points

緋色の色合いに良く熟した森の果物にバニラのノート。
強烈な果実味。十分に濃密で、タンニンはしっかりと溶け込んでいる。素晴らしいミネラルの側面を伴ったフルーティな長い余韻のあるフィニッシュ。豊満で印象的な味わい。並外れたテロワールを見事に反映する偉大な品格を備えたワイン。

このキュヴェはシャトーの中のヴィエイユ・ヴィーニュの最上の区画に由来するキュヴェ。ドメーヌの敷地内にある泉に隣接しているためフランス語で泉を意味する「スルス」という名称が付けられました。

　

　

シャトー・グボーはベルギーのワイン愛好家のグボー夫妻が2005年に購入したカスティヨンのシャトーです。 グボー夫妻は自身の手でグランヴァンを造るという大きな挑戦のために、ビオロジックのブドウ栽培を採用し、それまでの畑作業を大改革しました。 低収量で高品質のブドウを栽培するために、厳格な芽掻きや除葉、グリーン・ハーヴェストなどを実施。また、収穫後に2度もブドウの選果を実施し、手作業で、粒選りの非の打ちどころのない健全で完璧に熟したブドウのみを選果するなど並々ならぬ情熱でワイン造りを行っています。 2011年よりエコサートのビオロジックの認証を取得。その情熱はすぐに結果に表れ、各種ワイン専門誌に次々と取り上げられ、高い評価を受けました。 2人の世界No.1ソムリエによるブラインドテイスティングでも素晴らしい評価を獲得しています。