2016/11/17
ボジョレ・ヌーボー がやってくる　

Wine List 【 F-8865 】

　

⇒

産地　：　ブルゴーニュ、ボジョレー地域
アペラシオン　：　ボジョレ・ヴィラージュ　ヌーボー
生産者　：　ピエール・ポネル社
醸造責任者　：　フランソワ・ショベール氏
品種　：　ガメィ　
平均樹齢　：　約３０年以上
単位収穫量　：　hl／ha
醸造　：　セミ・マセラシオン・カルボニック
瓶詰め　：　2016年１０月
アルコール度　：　１２％（予想値）
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン、ミディアムライトボディ

　

「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とは、樹齢が古い樹を意味します。一般的には25年以上の樹齢のものを指し、このピエール・ポネルのヴィエイユ・ヴィーニュの樹齢は約30年以上です。樹齢の若い樹と比べて、根が深く、地中深くにあるミネラルをふんだんに含んだ養分を吸い上げることができます。また古木は房数も少ないため、一つの房に行き渡る養分が非常に多くなります。
同じボジョレー・ヌーボーでもワンランク上のヴィラージュ物で、さらにヴィエイユ・ヴィーニュで２ランクアップのヌーボーです。深みと濃縮感のあるボジョレー・ヌーヴォーをお楽しみ頂けます。

フランソワ・ジョベール

ワインの知識を習得するためボーヌの中心部で勉学に励み、その間もブルゴーニュワインの中で名声高いジュヴレイ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネでアルバイトに没頭しました。
その後、類の無いワイン醸造家を目指すため、アメリカ、ボルドー、南フランス等、さまざまなワイン産地を渡り歩いて修行を重ね、ついに2005年にワイン学の資格を取得しました。ブルゴーニュで最も有名な畑のひとつラ・ロマネで働き、醸造家として成長を遂げていきました。
彼のモットーは、ブドウが最高の状態で収穫できるよう、毎日欠かさずブドウを観察し見守ることです。だからこそ「ピエール・ポネル　ボジョレー・ヌーヴォー」は、毎年ヴィンテージに左右されず、常に安定した品質のワインをお届けする事ができるのです。 もちろん理想的な天候が重なれば、申し分の無いボジョレー・ヌーヴォーを造り上げてくれることでしょう。 　　

ピエール・ポネル社は1875年、ピエール・ポネル氏によって設立されました。ブルゴーニュ各地の優良な生産者からワインを買いつけることからスタートし、やがて秀逸なブドウ栽培業者と契約を結び、厳しいセレクションを経てブドウを買い付け、ワインを生産するネゴシアンとして大きく成長しました。その後、ピエール・ポネル社はニュイ・サン・ジョルジュに本拠を構えるボワセ社の傘下となりました。現在の同社の代表はジャン・ピエール・ニエ氏で、彼がブドウ栽培業者の選別と契約や、ワインスタイルの方向性を決めています。同氏はエノロジストとしてワイン醸造においても卓越しているだけでなく、ワイン産業に長く携わってきた経験からも栽培業者からの信頼は厚く、永きにわたって積み上げてピエール・ポネル社のワインに対する評価をより確固たるものとしています。現在同社のポートフォリオは、北はシャブリから南はボジョレーまでブルゴーニュ全域とコート・デュ・ローヌにまで及び、比較的親しみやすいワインはもとより、アペラシオンをよく反映した村名ワイン、素晴らしい個性を発揮する1級や特級畑のワインなど数々のワインを送り出しています。