Wine List 【 F-8779_14 】

ワインコンテストで
あのペトリュスと最後まで覇を争った!
「天才」カリーユ氏が造るメルロ100%のワイン


プピーユ、 コート・ド・カスティヨン 赤

Poupille 2014
Cotes de Castillon A.C


産地 : フランス、ボルドー、カスティヨン・コート・ド・ボルドーA.O.C.
生産者 : Ch.プピーユ(フィリップ・カリーユ)
品種 : メルロ 100%
栽培面積 : 15ha
平均樹齢 : 平均35年
単位収獲量 : 40hl/ha
アルコール度 : 14.0%
発酵・熟成 : セメントタンクでアルコール醗酵。セテンレスタンクでMFL醗酵。フレンチオークの225L樽で25か月熟成(新樽60%、1年樽40%)。ブレンドのためステンレスタンクで更に6か月熟成
容量 : 750ml
年間生産量 : 80,000本
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
希望小売価格 : 
 : ビオロジック(EU有機ワイン認証)

凝縮した深いダークレッド。完熟した黒果実のアロマに石灰を思わせるミネラルの香り。オーク由来のトースト香はよく溶け込んでいる。特筆すべきは味わいの繊細さで、凝縮した果実とバランスのとれたミネラル、力強い骨格と緻密なタンニン。余韻には果実のフレッシュさが感じられる。素晴らしいバランスのとれた、ストラクチャーのしっかりしたヴィンテージになった。

 

「あー旨い!」口に含んだ瞬間、冷静さを失ってしまいました。えーと色は?香りは・・・? すっかり忘れています! 期待を遥かに上回るおいしさに、何度も試飲して・・、というより「お代わり」をしたようでした。メルロの凝縮した甘くなめらかなアロマがギッシリと詰まっている・・・。それくらいしか、言い様がありません。(2005/10/05インポーターの試飲会で2002vntを試飲)
「フランスワインの12ヶ月」の中でのコメントでは、フィリップ・カリーユ氏は「一種の天才」らしい。20歳半ばから手がけたプピーユは、92年にオランダで行われたワインコンテストで、あのペトリュスと決勝まで争ったり、ゴーミヨー誌の「消費者が選ぶお買得ボルドーコンテスト」で1位になった。と、華々しいデビューにより「シンデレラワイン」と称されるワインです。

  

シャトーは、 カスティヨンの北西に位置し、サン・テミリオンから尾根がつながっている丘陵地帯の一角にあります。岩盤はサン・テミリオンからつながった石灰層で、その上に粘土層が覆っている、地質学的にはサン・テミリオンと同じ土壌です。コート・ド・カスティヨンは、いわゆる「ボルドー右岸」と括られる地域に含まれるわけで、各シャトーやエノロゴがこぞって力を注ぎ始めており、先進のボルドーと言った地域です。

■ オクソライン
樽での熟成中、底に溜まった澱(オリ)から複雑味を引き出すために一般的には「バトナージュ」という作業が行われます。これは蓋を開けて少しだけワインを抜き取り、櫂を入れて攪拌するというものですが、酸化のリスクがありバクテリアなどの混入のリスクがある為、酸化防止剤(あるいは抗菌剤)として亜硫酸塩を多く必要とします。できるだけ自然な(添加物の少ない)ワインを造るべくプピーユでは、「オクソライン」と呼ばれる回転式樽ラックを採用しています。

「オクソライン」とは、滑車のついたスチールラックのこと。この滑車のおかげで、ワインが入った状態でも樽を回転させることができます。ヴィンテージにもよりますが、通常熟成期間の最初の3カ月間、週に2回、一度180度回転させてから元に戻すという作業を行います。こうすることによって蓋を開けることなく澱がワインの中で舞い、ワインを不必要に酸化させることなく、つまり亜硫酸の使用をぐっと抑えた状態で、澱の旨味、福雑味をワインに与えることができます。

 

インポーターのコメント:
先日プピーユのオーナー、カリーユ氏自らが、サンプルを持って弊社のオフィスに来てくれました。持参してくれた新ヴィンテージ、2001年を試飲して、私達スタッフもその品質に納得!
その時2000年とも比較試飲をしたのですが、2000年も良い出来とはいえ、2001年の方がバランスが良く、今飲んで楽しめるスタイルになっていました!カリーユ氏によると、2001年も気候的に恵まれ、更に厳しい選別をした為、よりエレガントな仕上がりになっているとの事でした。

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