WineList 【 F-8709 】

輝く太陽の地ラングドック地方ミネルヴォアの
自然派ワイン【ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ボワゼ



リュット・レゾネ

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ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ボワゼ
ミネルヴォア 赤

Domaine de La Tour Boisee
2004 Minervois A.C


産地 :フランス、ラングドック・ルーション地域、
ミネルヴォアAOC
生産者 : ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ボワゼ社(マリー・クロード&ジャン・ルイ プドゥー夫妻)
ブドウ品種 : グルナッシュ60%、カリニャン20%、サンソー20%
栽培方法 : リュット・レゾネ
栽培面積 : 10ha
醸造 : セミ・マセラシオン・カルボニック
熟成 : ステンレスタンクにて12ヶ月
生産量 : 45,000 本
アルコール度 : 13.5%

もともとあまりアペラシオンにはこだわりのないようですが、ドメーヌ最初のAOCワイン。
紫を含んだ美しいルビー色、ブラックベリー、チェリー、カシスなどの果実と落ち着いた樽がからみあった複雑な香り。柔らかな果実の味わいは新鮮味豊かでしかも温もりがある。控えめながら樽の味わいが新しいヴィンテージに芯を与えており、適度な余韻となっています。

 
醸造方法は果皮と果汁のスキンコンタクトを増やすことで、上質のタンニンを抽出するプドゥー氏オリジナルのセミ・マセラシオン・カルボニック(ボージョレのマセラシオン・カルボニックとは異なる手法。)。
● 除梗をせずにブドウの房を丸ごと発酵
● ルモンタージュをしない(余分な空気と接触させない)
● 半開放式タンクの使用(醸造の状況により完全密閉し、炭酸ガスを充填させることで酸化を防ぐとともに酸化防止剤の使用を抑制。)
この方法によって醸造されたぶどうの色は透明に近くなり、果汁が果肉からゆっくりと果皮を通過して、皮の旨みと良質のタンニンを全て取り込んむことが出来ます。茎まで完熟した最上のぶどうを使わないと、えぐみ、渋みまで抽出してしまいます。
 

18世紀以来、ラングドック地方ミネルヴォアで代々ワイン醸造を続けてきた自然派生産者“ドメーヌ・ド・ラ・トゥール・ボワゼ”。オーナーのジャン・ルイ・プドゥー氏は、現在38歳。高品質ワインへの高い信念を持ち、土壌の改良や技術改善を進めてきました。そうした努力が実り、今ではラングドックワインにおける品質向上のリーダー的存在として認められ、あくなき理想を形にしています。

ワイナリーは、ミネルヴォア地区の中心地、ロール・ミネルヴォア村に位置しています。温暖な地中海気候と大西洋気候の境界線上にある好立地。特にブドウの成熟期に気温がやや下がり、ワインに必要な酸を確保することができます。このような南仏の気候を反映した熟度の高いブドウは、タンニンもしっかり熟し、優しい口当たりが特徴です。

プドゥー氏は、ワインの中のバランスを大事に考え、上質なタンニンと、果実味の調和がとれたワイン造りをしています。


J.L.プドー氏

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