WineList 【 F-8537 】

久々の発売となったクレール・ミロンのセカンド

Pastourelle 2020

エレガントで表現豊かな香り
熟した果実の美味しいアロマ


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パストレイユ・ド・クレール・ミロン
ポーィヤック

Pastourelle de Clerc Milon 2020 AOC Pouillac


産地 : フランス、ボルドー、メドック地区、ポーィヤックAOC。
グランクリュ5級 Ch クレール・ミロンのセカンド
生産者 : バロンヌ・フィリピーヌ・ロートシルト社
シャトー・ディレクター: カロリーヌ・アルトー
栽培責任者: リシャール・マルタン
醸造責任者: フレデリック・フォール
品種 : メルロ(51%)、カベルネソーヴィニォン(40%)、カベルネフラン(8%)、カルメネール(1%)
植栽面積 : 41ha
単位植栽本数 : 8450本/h
平均樹齢 : 約50年
収穫: 9月9日〜9月28日
収穫方法 : 手摘み
熟成 : 12ヶ月間1回使用樽内での熟成
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
2018、2019と発売されなかったセカンド。3年ぶりの発売です
 
シャトーの公式テイスティングコメント
深みのある真紅の外観、紫がかった光沢。スイーツを思わせる芳ばしいニュアンスがブルーベリーのアロマと交じ り合い、優雅に豊かに香ります。
口に含んだ途端に感じる完熟果実の味わいがとにかく美味しいワインで す。アルコールと酸の絶妙なバランスがアタックから楽しめ、同時にク リーミーさも感じます。精緻で織り目の整ったタンニンを含み、試飲中 盤の甘美で芳醇な味わいを予見させます。 後味にはほのかにスパイスや カカオが香り、長く濃い余韻が印象的です。
 
2020年天候状況
暖かかった冬に引き続き、初春も平年をはるかに上回る気温を記録。そ の暖かさに後押しされ、ぶどう畑では過去数年と比べて10日ほど早い日 程で芽吹き(萌芽)が確認されました。3月末には雪まじりの寒冷前線が 通過しましたが、幸いにも畑への被害はありませんでした。
その後も平年同時期の春の気温を上回る日が続きました。同時に定期的 に十分な量の雨が降り、5月上旬には特に高い降水量を記録しています。 5月中旬以降は高気圧におおわれて暑く乾燥した天候が広がり、植物生育スピードも勢いづきました。
ぶどうの花が咲く頃には平年と比べて12日 ほど早い生育日程でした。
6月は天候に変化がありましたが、初夏を迎えた途端に熱波が観測される ようになり、7月には特に深刻な乾燥状態に陥りました。 一変して8月には何度かまとまった雨が降り、そのおかげで果実の色づき (着色)が促進され、果粒も均等に肥大化しました。収穫を目前に控え、ぶどうは変わらず健全な衛生状態を維持。絶好の好 天にも恵まれて気温も高く、いずれの品種も理想的な熟度に育ちまし た。2020年は記録的な早期収穫です。
収量はさほど多くありませんが、2020年は過去10年の中でも傑作ヴィン テージへの仲間入りが期待できそうです。

1988年以降はフィリピーヌ・ド・ロスシルド夫人が父上の意志を継ぎ、品質向上を目指して最新の技術ツール導入を決断。2007年には醸造庫を、2011年には樽育成・熟成庫を刷新。同時にレセプションスペースおよびテイスティングルームが整備されました。

フィリピーヌ夫人の死後は夫人の子供たち(カミーユおよびフィリップ・セレイス・ド・ロスシルド、ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルド)がお母様から託されたシャトー・クレール・ミロンの運営指揮を執っています。常に新しい風を吹き込む姿勢と熱意は先代譲りです。


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