Wine List 【 F-8318 】

美食家が愛して止まない黄金の雫

新世代の甘口名人
Domaine Cauhape

 

世界の100ワインに選ばれたジュランソンの極上甘口ワイン。果実味、酸味、とろりとした厚みは絶妙なバランス。プティ・マンサンの神髄の名に相応しく、長期熟成にも耐えうる銘酒です。

Quintessence du Petit Manseng
残糖 120g/L の甘口。

 デキャンター・ワールド・ワイン・アワードで
《 97点 》
  

 

ドメーヌ・コアペ
カンテサンス・デュ・プティ・マンサン 2014
ジュランソン甘口 375ml

Domaine Cauhape
Quintessence du Petit Manseng 2014
Jurancon Moelleux half

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産国

フランス、南西地方

産地呼称

A.O.C.ジュランソン

生産者

ドメーヌ コアペ(アンリ・ラモントー氏)

品種

プチ・マンサン

収穫

遅摘み(パスリヤージュを行い 12月収穫)

ヴィンテージ

2014

醸造

醗酵:オーク樽(新樽比率100%)。
オーク樽熟成 18カ月(新樽比率100%、225L)

アルコール度

13.5度

容量

375ml (ハーフサイズ)

残糖

124g/L

年間生産本数

1,300本

タイプ

白ワイン、極甘口

インポーター

モトックス  4997678156534

評価 ( 2016 )

デカンター・ワールドワイン アワード: 97点

サービス

7℃〜9℃。 now 〜 2050

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

日本ではまだあまり知られていない偉大な甘口の産地、ジュランソン。
パスリャージュと極端な遅摘みで糖分とともに酸味を残したコアペの甘口は、宝石のような輝きを放ち、飲む人を虜にします。
「口に含んで重たいワインは造りたくない」がラモントー氏のポリシーで、プティ・マンサンのしっかりした豊かな酸がその味わいを可能にしています。
 
プチ・マンサン PetitManseng 種はフランス、南西地方ジュランソンの地ブドウ。ほぼこの地方でしか栽培されていない。粒が非常に小さく乾燥が早い。甘口に適している。
ラモントー氏は独自のパスリャージュを行う。ブドウの房の上の茎にワザと傷をいれて水分をふくまないようにします。晴天と気温の上昇、吹き上げる風がブドウの水分を飛ばし、これにより糖度・酸・香が凝縮した乾燥ブドウが樹上で出来上がります。
 

 

 


↑アンリ・ラモントー氏

アンリ・ラモントー氏は独学でワイン造りを学んだといいます。ですから自身のことを「ワイン職人」と呼ぶんだそうです。
それは、もともと一農民としてワイン以外の農業に従事していたラモントー氏が、独学で知識と技術を積み重ね、実績を作ってきたことに対する誇りの表れなのでしょう。
30歳の時に、その創造性をワインに向けることを決意しました。そしてワイン造りのインスピレーションを、アルザスやブルゴーニュなど様々な地域の生産者との交流で得てきたといいます。例えば、収穫をぎりぎりまで待つ甘口の手法は、「ヴァン・ダンジュ・タルティヴ」からヒントを得て、応用したものです。

ドメーヌ・コアペではガーデニングをするような感覚で、愛着を持って畑の手入れをするといいます。それゆえ、全て手作業。毎朝ブドウの味を確かめながらパスリヤージュ※する果実を選んでいきます。
収穫は9月から翌年1月にかけて時間をかけることで、香り、糖度の変化がつくと同時に、しっかりとした酸味も得られます。
但し、収穫を遅らせればいいという訳ではなく、あくまでもブドウの状態で判断します。

 
ジュランソンは、フランスの最南端に拡がるアペラシオン。ブドウ栽培地域はスペインとの国境に程近いピレネー山脈に隣接している。気候条件は厳しいものの、大西洋とスペインから吹く暖かい風によってブドウ畑は守られている。
そのジュランソン地区で突出した実力を持つ「ドメーヌ・コアペ」は、1980年に創立されたまだまだ若いドメーヌで、ジュランソンの中心部から南西に臨む斜面にある31haの畑を所有し、この地特有の品種、グロ・マンサン種とプティ・マンサン種を栽培しています。これらのブドウ品種は山岳気候と海洋性気候をあわせもつこの地に非常に適し、豊かなアロマとリキュール性の甘みをもつ、やわらかなワインを造りだします。オーナーであるアンリ・ラモントー氏は、もともとはブドウ栽培以外の農業に従事していましたが、彼が30歳の時にブドウ及びワイン造りをを決心、創立からわずか10年足らずで、瞬く間に実力をつけ、「世界の100ワイン」の栄誉に輝きました。また、クラスマンでも南西地方のトップの評価を得ており、南西地方で2ツ星を獲得しているのは「シャトー・モンテュス」とコアペのみ!「ジュランソンを造らせたらコアペの右に出るものはいない」といわれているのです。
 以上のように甘口白で輝かしい評価を獲得してきたコアペですが、その実力は、辛口にも存分に発揮されています。「ジュランソン・セック」は、アロマ、味わいともに清涼感に満ち溢れた“シャキッ”とした味わいの白。ピンクグレープフルーツや夏みかんなどの柑橘果実を想わせる味わいは、まるで“フルーツそのもの”。開けたてはシャープでフレッシュ感が楽しめるスタイルですが、時の経過とともに、ぐんと複雑さを深め、舌の上で厚みが増してきます。
 

パスリヤージュのぶどう

ピレネーから吹き降ろす強風と昼夜の温度差が、ぶどうから水分を除き、酸味と糖分が残ります。これにより甘いだけではなく、フレッシュで酸味のあるワインが出来上がります。


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