Wine List 【 F-8280 】

44年間シャトー・ペトリュスの醸造長を務めた
ジャン=クロード・ベルエが
ロマネ・コンティでも働き、第二代ペトリュス醸造長に就任した
息子達とともに造る

プライヴェート・ペトリュス
Chateau Samion

 

 

 


ジャン=クロード・ベルエ(左)と
ラトゥール支配人のフレデリック・アンジェラ

1963年,22歳でムエックス社に入社以来,ムエックス・グループの最高醸造責任者として44年間シャトー・ペトリュスの醸造に携わってきた世界最高の醸造家、
ジャン=クロード・ベルエ/Jean-Claude Berrouet。
2007年秋、ベルエは惜しまれつつもペトリュス醸造長を退任したが、その後はシャトー・ペトリュスの第二代醸造長に就任した息子たちとともに家族が所有するシャトーのワイン造りに専念することを発表しました。

そのベルエが,今,最も心を寄せるのが,ラランド・ド・ポムロールに所有するシャトーから造るメルロー100%のワイン【シャトー・サミオン】と、生まれ故郷のバスク地方で造る【イルレギー、“エリ・ミナ”】。

父ジャン・クロードがマスター・オブ・ワインが選ぶ
「ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード」を受賞!

過去選ばれた生産者:

2011年 ピーター・シセック(ピングス)
2012年 ピーター・ゲイゴ(ペンフォールド)
2013年 ポール・ドレイパー(リッジ・ヴィンヤーズ)
2014年 アンヌ・クロード・ルフレーヴ(ドメーヌ・ルフレーヴ)
2015年 エゴン・ミュラー(エゴン・ミュラー)
2016年 アルバロ・パラシオス(アルバロ・パラシオス)
2017年 イーベン・サディ(サディ・ファミリー・ワインズ)
そして
2018年 ジャン・クロード・ベルエ(元 Ch.ペトリュス)

 

 

シャトー・サミオン ラランド・ポムロール

Chateau Samion. 2015 Lalande de Pomerol A.C


産地 : ボルドー右岸地区、ラランド・ド・ポムロールAC
生産者 : シャトー、サミオン(ペルエ家)
畑面積 : 0.8ha
土壌 : ペトリュスと同じ粘土質土壌
植栽密度 : 6,500本/ha(0.8haに5,600本植樹しています)
ブドウ品種 : メルロ100%
樹齢 : 35〜50年、一部100年の樹齢のものも含まれる
単位収穫量 : 33.75hl/ha
醸造 : ブドウは手摘みで収穫後、ペトリュスやトロタノワと同じく内部コーティングしていない小さなコンクリート・タンクで発酵。果実味を最大限に残すように,過剰な抽出は行わない。
熟成 : バリック(新樽比率15%)で18ヶ月熟成。
容量 : 750ml
生産本数 : 約3,600本
アルコール度 : 13.0%
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
希望小売価格 : 
入荷 : 2018/04/05

インポーターコメント:
深いガーネット色の輝くローブ。ヒヤシンスやチェリー,木イチゴなどを思わせる複雑でとても個性的な香り。絹のように豊満で,心地良いタンニンに支えられた力強い味わい。そして,とても良く調和の取れたフィニッシュがある。この素晴らしいワインは3-5年は寝かせた方が良いでしょう。
企業秘密であるため公表されていないが,熟成にはペトリュスの醸造に用いられたバリックが使用されていると想像される。これぞペトリュス醸造長の造るプライヴェート・ペトリュスと呼べる究極のメルロー・ワイン!

 

 

参考<2008年物の総評>
『ワイン・アドヴォケイト182号/2009年4月30日号』より
多くの偉大なワインの中心がポムロールになることは確かであろう。ポムロールの2008年物が,2005や2001年物を覆い隠し,上回る可能性があるとまで私は言いたい。2008年はポムロールにとって衝撃的なヴィンテージでそれは,ラランド・ド・ポムロールの衛星地区で作られた最上のワインにまで及んでいる。驚くべき多様性とスタイルの幅,そして広大な面積を誇るサンテミリオンはほぼすべてを持ち合わせている。この非常に強いヴィンテージは2005年を少し下回るが,2000年を除いた過去10年間のどのヴィンテージよりも優れている。驚くこともないが,ポムロールもサンテミリオンも収量は恐ろしく低い。

 ベルエ・ファミリー/Famille Berrouet

ジャン=クロード・ベルエにはオリヴィエとジャン=フランソワの2人の息子がいる。兄のオリヴィエはオーストラリアやナパで研鑚を積み,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社での醸造経験もある。現在は,父の跡を継ぎ,シャトー・ペトリュスで醸造長を務めている。オリヴィエ・ベルエの就任と同時に,ムエックス社はシャトー・ペトリュスの運営を,ムエックス社が所有するペトリュス以外のシャトーと分離して,ペトリュス専属のチームを結成。オリヴィエ・ベルエがそのチームを率い,シャトー・ペトリュスの支配人兼醸造長として運営している。父のジャン=クロード・ベルエは一線を退いたものの,今も外部コンサルタントとしてペトリュスの運営に携わっている。弟のジャン=フランソワは,父ジャン=クロードのサポートの下,シャトー・サミオンとイルレギーの“エリ・ミナ”で醸造長を務めている。

 

兄のオリヴィエ・ベルエ(スーツ姿)
弟のジャン=フランソワと
父ジャン=クロード・ベルエ

 

ベルエ・ファミリーのワイン

  F-8280 シャトー・サミオン、ラランド・ド・ポムロール 

  F-8284 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 

  F-8285 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 

 

 参考 : シャトー・ペトリュス

ロマネ・コンティと双璧をなす世界一神秘的なワイン《シャトー・ペトリュス》は,パーカー・ポイント100点満点を最も多く獲得しているボルドー・ワインでもある。ラフィット(4回),ムートン(4回),ラトゥール(3回),マルゴー(3回),オーゾンヌ(3回),オー・ブリオン(3回),イケム(3回)など,全ボルドー・ワインを超越し,史上最多(7度)の100点満点を獲得している。


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