世界の著名人に愛されたクレマン・ド・リムー
繊細な泡立ちときりりとした味わい

『HACHETTE』誌2006年度版でクープ・ド・クール受賞！
魂を揺さぶるスパークリング

　メゾン・ギノー
クレマン・ド・リムー
ブリュット・アンペリアル

Maison Guinot
Cremant de Limoux
Brut Imperial

産地 ： フランス、ラングドック・ルーション地方、クレマン・ド・リムーA.C
生産者 ： ギノー家（ミシェル・ギノー）　
ブドウ品種 ： モーザック 60％、シャルドネ 20％、シュナン・ブラン 20％

平均樹齢 　： ３０ 年

畑の面積 　： ４２ ha
生産量 　： ８６，０００ 本
アルコール度 ： １２％

絶妙なバランスが素晴らしく、辛口だが柔らかく豊かな広がりを持つ。芯にしっかりとしたボディが感じられるが、グレープフルーツや青リンゴなどの軽快なアロマに包まれ調和の取れた味わい。きめの細かい泡とイースティな長い余韻が心地良い。

フランスの『HACHETTE』誌2006年度版で、特に素晴らしいワインに贈られるクープ・ド・クール受賞いたしました！
◆Coup de Coeur（クープ・ド・クール）とは ：
フランスを代表するワイン誌「アシェット」は、星の数が３つ、２つ、１つ、なし、と4段階のクラス分けで評価しています。ワインはフランス国内の900人余りの専門家が、ブラインド・テイスティングし判定。通常、ワインガイドには文章での説明しか記載されませんが 、アシェット誌に選ばれたワインの中で、特に素晴らしいワインには、「クープ・ド・クール＝心に響くワイン」の栄誉が与えられ、ラベルも表記して掲載されます。

外観はグリーンと黄金色が映るやや濃いめのイエローで、気泡はきめ細やか。グレープフルーツなどかんきつ系のコンフィに白い花の香り、はちみつ、パン・グリエ、ミネラル香などが調和。味わいには滑らかな余韻があって、バランス良く、爽やかさも備えている。余韻のフレィバーに複雑性を残してエレガント。
（Vinotheque 2004/11月号、田崎真也さんのコメント。コストパフォーマンスに優れたワインとして１６／２０ポイント）

　

クレマン・ド・リムーは、ラングドック・ルーション地方、ピレネーの麓に認められているスパークリングのアペラシオンです。
発泡性ワインが生まれた地としての歴史と誇りを持ち、シャンパーニュが発明される2世紀以上も前から瓶内発酵による発泡性ワインを造り出してきました。 あまり知られていないかもしれませんが、クレマン・ド・リムーはシャンパーニュより長い伝統を有し、その歴史は1531年にまで遡るといわれているのです。
そんなクレマン・ド・リムー地区で最も歴史ある造り手の一つが「メゾン・ギノー」で、創立は1875年。『バランスと調和』を基調とするブリュットを造ることは創立以来の変わらぬポリシーで、その生産にあたっては彼ら独自の厳しい基準を設けています。
例えば、
　収量をAOCリムーの規定の70％に抑える
　化学肥料を使わない
　手摘みを徹底し運搬には果実を傷つけないように30キロ入りのかごしか使わない
などなど。3世紀に渡って積み重ねてきたノウハウが十分にそのワインづくりに受け継がれています。
また、品質管理の面から 自社ブドウ100％ にこだわり買いブドウは一切使用しません。その栽培には異なる土壌と気候を持つ3つの畑を持つことで、毎年の品質のバラつきを抑え、クレマン・ド・リムーの品質を高めています。

　

ミシェル・ギノーさん

古くはロシア皇帝ニコライ2世、フランス大統領オリオル、また近年では1994年に日本の天皇陛下がトゥールーズに行幸された際にも供されたとのこと。世界の著名人に愛された繊細な泡立ちときりりとした味わいをぜひともお楽しみ下さい。