WineList 【 F-8044 】

トロワ・グロ等三ツ星レストラン取り扱う
充実のルーションワイン


価格はイメージを
クリックして
ワインリストで

 

クロット・ド・ルム
サン・バール ヴィェーユ・ヴィーニュ 赤
コトー・デュ・ルーション・ヴィラージュ

Clot de L'Oum
2004 Saint Bart Vieilles Vignes
Cotes du Roussillon VillageA.O.C

産地 : フランス、ラングドック&ルーション地方
A.O.C.コートー・ド・ルーション・ヴィラージュ
生産者 : Dm.クロット・ド・ルム(エリック・モネ氏)
ブドウ品種 : グルナッシュ33%、カリニャン33%、シラー33%
栽培 : 18ha(リュット・レゾネ:ほぼオーガニック栽培でボルドー液くらいしか使用していません)
単位収穫量 : 15hl/ha
熟成 : オーク樽熟成 15ヶ月
年間平均生産量 : 
アルコール度: 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン  フルボディ

2001年から造り始めたルーションの新星だが、パリの三ツ星でもリストに載るなど、その実力は既に認められている。ブルゴーニュで使用された樽を使用し、エレガントに仕上がっている。

 

サン・バールVV 16.5点獲得! 〜審査員が特に注目したワイン〜

『レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』(2007年2月号)に「カタルーニャ・ダービー」という特集が組まれ、ルーション対プリオラートの比較試飲の模様が掲載されました。(
その中で クロット・ド・ルムのサン・バール ヴィエイユ・ヴィーニュ2004 が、
★20点満点中16.5点を獲得★
また、
★「審査員が特に注目した5つのワイン」のひとつにも選ばれています★

---記事の評価-------------------------------------------
こんなルーションがあったのか!と審査員が思わず叫んでしまったワイン。ビッグヴィンテージのプリオラートにも見られないようなピュアなアロマとフレッシュさを感じさせる口当たり、しっかりとしていながら同時にとても繊細なタンニンを持つ。今後6〜7年でさらに調和のとれた味わいに変化していくでしょう。
--------------------------------------------------------

この対決は、2006年7月19日から20日にかけてバルセロナで行われ、ビッグヴィンテージを除く25のプリオラートとペルピニャンで予め60のサンプルから選ばれた25本のルーションをブラインドテイスティングで評価。
審査にはシャモニーのアルベールプルミエ(ミシュラン一つ星)のシェフ・ソムリエ、クリスチャン・マートレイなどが参加しました。

“ルーション”と“プリオラート”は、今では“フランス”と“スペイン”という別の国に分かれていますが、もともとはカタルーニャ語を話す同じ民族です。飛躍を遂げたプリオラートに勝るとも劣らないポテンシャルを持つとしてルーションが高く評価されています。

ピレネーのふもとに出来たワイナリー
クロット・ド・ルムはトゥールーズを100km程南に下ったBelestaという土地にあるワイナリー。すぐ目の前にはスペインとの国境にあるピレネー山脈が広がります。畑は、標高400〜500mの高さにあり、地質は主にグラニテ(Granite)、グネス(Gneiss)、シスト(Shist)の3つ。

オーナーのエリック・モネ氏は、二人の小さなお子さんを持ち、特許事務所に勤めるごく普通のビジネスマンでした。趣味のつもりでワイン造りを始め、次第にのめりこんでいったといいます。1995年に畑を購入、ブドウはほぼオーガニックのスタイルで丹念に育てられ、手入れは隅々まで行き届いています。たとえば、整枝には通常は針金を使用するのですが、サビなどで木を痛めたくないということでプラスティック製のロープを使用するほどです。販売を始めてまだ間もないモネ氏が設備投資に使える予算は限られています。その為、タンクは一番安い樹脂のもの(右下の写真)、でもタンクと樽間の移動に使うようなポンプの機械は医療用のものを使用。セラーの内装はシンプルにして樽にはお金をかける、というようにメリハリを利かせています。

ファーストヴィンテージは2001年。このファーストヴィンテージから注目を集め、トロワ・グロ、ピエール・ガニエール等三ツ星レストランでも取り扱われています。とりわけ2005年モンペリエで開催された「VINISUD」では、その存在がひときわ輝いていたといいます。
そして、『レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』2007年2月号では16.5点/20点で、★「審査員が特に注目した5つのワイン」のひとつにも選ばれました。
 

“ International Standard ” は造りたくない
彼が目指すのは、いわゆる “ International Standard ” というような一般化されたワインではありません。彼が第一に考えているのは「土地を素直に表現することを大事にしたい」ということ。一般化された味わいに進んでいるワインが多いことを彼は危惧しています。
2002年ヴィンテージについてのモネ氏のコメントは、「異例の年となった。酸がすばらしく、アルコールは低く、フレッシュさは向上した。2001年はボルドーで使用された樽を使用していたが、2002年はブルゴーニュの1-2年使用樽を使用した(ブルゴーニュの使用樽というのは「フランソワ・フレール社」のもので、DRCを始めとしたブルゴーニュの銘醸造り手達も使用し、非常に高い評価を受けています)。その結果、クリアさ(Clearness)とキレイさ度合い(Cleanness)が増した。また、2001年に無かった区画を、2002年は加えた。グルナッシュ、カリニャンが特に素晴らしい区画で、樹齢は50年以上のもの。」という。

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いいたします。