Wine List 【 F-7991 】

Croix de Beaucaillou

【ローリング・ストーンズ】のミック・ジャガーの娘で
世界的なデザイナー、ジェイド・ジャガーが、
メドック二級デュクリュ・ボーカイユとコラボレーション!
ロック・スピリット溢れるデザインの
ラグジュアリーなボルドーワインが誕生しました!

ゲランの香水のパッケージやニューヨークの高級デザイナーズ・マンションなども
手掛ける世界的芸術家ジェイド・ジャガーのデザインによる
クロワ・ド・ボーカイユのフルボトルは、この2010年物が初リリースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロワ・ド・ボーカイユのような素晴らしいワインのラベルをデザインするにあたり、
ワインが持つフランスの文化や伝統といった宝石のような輝きに注目し、インスピレーションを得ました。
喜びや味わいの知覚を高めるスタイルや美的感覚といった
自身の観念を表現することにより、私のデザインは、
クロワ・ド・ボーカイユのエレンガントさや上品さ、深みを表し、
また、このようなワインが飲む人に必ずもたらす
明るさや陽気さを意識して仕上げました。」

・・・ジェイド・ジャガー


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クロワ・ド・ボーカイユ 2010
サンジュリアン 赤

Croix de Beaucaillou 2010 Saint-Julien AC

産地 : フランス、ボルドー、ベイシュヴィル村サン・ジュリアンAC
オーナー : ジャン・ユージーヌ・ボリー氏
ラベル・デザイン : ジェイド・ジャガー
品種 : カベルネソーヴィニォン85%、メルロ 15%
醸造 : 新樽60%で12ヶ月熟成。熟成の最初の6ヶ月は定期的に補酒を行い、澱引きは2〜3ヶ月に1回実施。熟成期間中、トータルで5回実施。
アルコール度 : 13.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ 

 深く暗い紫色のローブで、ブラックフルーツや良く熟したチェリーの香りが感じられる。口中には並外れた粘性と風味、そして構成が備わっている。また長い余韻があり、目がくらむような官能的なワイン。

ボーカイユという名前は、メドック地区でもサン・ジュリアン村からポーィヤック村にかけてのブドウ畑で多く見られる石礫をカイユCaillouといい、それに Beau(美しい)が付いて Beaucaillou になったと言われる。つまり“美しい庭”といった意味です。ブドウ畑だけでなく、このシャトーの中庭もきれいな石礫がみられることから、この名がついたと言われる。
1866年、ボルドーのワイン商の婦人、サナニエル・ジョンストン婦人が買い取った時からこの名がついた。
その後、このシャトーは1928年にM・デスパラード氏に渡り、1941年にはボリー家のユージーヌ・ボリー氏に売却されました。現在の所有者、ジャン・ユージーヌ・ボリー氏はシャトー・オー・バタイユのオーナーでもあり、ワイン商ボリー・マヌー社の姻戚でもあります。

 

シャトー・デュクリュ・ボーカイユによるクロワ・ド・ボーカイユの解説

私達のサン・ジュリアンの105ヘクタールの所有畑は大きく3つの区画に分かれています。最も西側の区画は、「私達の小さな秘蔵っ子」 ラランド・ボリーで、このサン・ジュリアンのテロワールの現代的な表現で、果実味と心地良さにスポットライトを当てています。
最も東の区画は、私達「ボーカイユの王冠」で河口のすぐ近くに位置し、ジロンド河の運河に沿って伸びて、デュクリュ・ボーカイユのまさしく中心を成しています。中央の区画は、クロワ・ド・ボーカイユの区画です。なだらかな砂利の丘で、ムーリーヌ・オー・ノールの小川へと至っています。

したがって、クロワ・ド・ボーカイユは、もはや伝統的な意味のセカンドワインではありません。一つの独立したテロワールのワインであり、ブドウ畑もワインも、デュクリュ・ボーカイユのスタッフと共にデュクリュ・ボーカイユと全く同じ知識と経験、そして技術的かつ経済的手段、とりわけ情熱を享受しているのです。このテロワールの選別へと至る倫理と品質に対する要求は、2003年からドメーヌを率いるブリュノ=ウジェーヌ・ボリー自身の意志でありました。クロワ・ド・ボーカイユは、ブラックフルーツとレバノン杉の混じり合う香りやクリーミーで粘性のある口中、抑制された力強さ、そして長い余韻と美しいハーモニー、長命性など、あらゆる点でサン・ジュリアンの一つのグラン・クリュ・クラッセの個性を備えたワインを造り上げるという、考え抜かれた構成の成果であるのです。

 

クロワ・ド・ボーカイユ2010年物の評価

■ワイン・アドヴォケイト(ロバート・パーカー) 90〜92点
このワインは生産量の55%を占め、現在はブリュノ・ボリーの指示により、ほぼ毎年同じ畑から生み出されている。(その畑はサン・ピエール、ブラネール・デュクル、そしてグロリアといったシャトーからボーカイユを分けるルート・デ・ヴァンの向こう側に位置している。)甘い桑の実やボイゼンベリーが、甘草、林床、土と混ざり合い、ぜいたくな質感と肉厚なボディが現れる、濃厚で傑出したワインである。セカンドワインの方が70年代に生産された多くのデュクリュ・ボーカイユより良い出来かもしれないとブリュノ・ボリーと冗談を言い合うほどだ。今後10〜15年は楽しめる。
ジェームス・サックリング 92〜93点
スグリとスパイスに、フィルターを通したコーヒーを思わせる、美しいノーズ。濃厚でシルキーな上、美しい質感と余韻を備えるセカンドワイン。素晴らしい!
ワイン・ジャーナル(ニール・マーティン) 91〜93点
カベルネ・ソーヴィニヨン85%とメルロー15%のブレンドで、6割が新樽で12か月熟成されたこのクロワ・ド・ボーカイユは、pH3.64、アルコール度数が13.66%のワインである。ブーケはとても洗練されており、素晴らしく鮮明なワインであるが、現時点では硬く閉じている。ブラック・チェリーとブラックベリーのヒントと微かにボイゼンベリーを思わせる。口中ではミディアム・ボディで、上品なタンニンと心地よいクリーミーな質感を有し、余韻には整った美しさがある。全ての要素があるべきところにある。
デカンター(スティーヴン・スペリエ) 17/20点
カベルネを主体とした果実のとても素晴らしい深みがあり、軽快なスパイスと絹のような余韻を持つ。完璧なバランス。
ジャンシス・ロビンソン
2005年からこのワインはセカンドではなく、アペラシオンの中心にある河口の影響が少ない区画から造られている。深い深紅色。とても濃厚、且つ丸みがある。心地良く、説得力がある。非常に快活で果実に溢れている。
 
*ちなみにデュクリュ・ボーカイユのファーストワインの2009年物はプリムールの段階の評価でPP96-98+点でしたが、瓶詰後に再試飲されてパーカーポイント100点満点を獲得しました。2010年物もファーストワインは2009年と同じくプリムールの評価ではPP96-98+点でした。2010年は2009年に比肩するヴィンテージですので、デュクリュ・ボーカイユは2ヴィンテージ連続でパーカーポイント100点満点が獲得することが期待されます。
 
 
Jade Jagger ジェイド・ジャガーについて

1971年パリ生まれ。ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガーとニカラグア人のガールフレンド、ビアンカ・ペレス・モラ・マシアスとの間に誕生した長女。ジェイド・ジャガーは、アーティスト&デザイナーとして世界中に知られており、ジュエリー、モード、ファッション、インテリア、建築など幅広い分野で、ロンドンをベースに活躍しています。
ジェイドは幼年期に、当時全盛期にあったニューヨークのポップ・アートによって影響を受けました。アンディ・ウォーホルの著名なアトリエ、「ファクトリー」が彼女にインスピレーションを与え、彼女の絵画の才能を育んだのです。ウォーホルがジェイドについて語る時、ユーモアを交えて彼女との出会いを回想しています。
「私はミックとビアンカが好きです。しかし、ジェイドはより私に近いタイプでした。私がジェイドにぬり絵のやり方を教えると、彼女は、どのようにモノポリー(サイコロを使う卓上ゲーム)で遊ぶのかを教えてくれました。当時、彼女は4歳で私は44歳でした。」

ジェイドは芸術家としてのキャリアを1980年代の終わりにスタートさせました。フィレンツェで絵画を学んだ後、様々な展覧会で成功を収めます。自由でダイナミックな精神を持つ彼女は、その後、自身の会社「ジェイド・インコーポレート」を設立。ファンタジーでボヘミアンな色合いにインスパイアされたジュエリー・デザインの創作に乗り出します。当初、彼女の作品は、ポール・スミスのブティックによって独占的に販売されました。その結果、バーグドーフ・グッドマン、バーニーズ、マックスフィールドなど世界の著名な高級百貨店の関心を引き付けることとなったのです。こうしてジェイド・インコーポレーションは国際的な企業へと飛躍。さらに、この成功によって、2000年にはイギリスの老舗ジュエリー・ブランド、アスプレイ&ガラードがジェイドをクリエイティブ・ディレクターに招聘。ジェイドは6年間の間、ガラードで活躍しました。

Jade Jagger の作品


ジェイドが手掛けたニューヨークの
高級デザイナーズ・マンション「ザ・ジェイド」


ウォッカのブランド、ベルヴェデールの
アイス・ピック「ジャガー・ダガー」


ゲランが名香「シャリマー」の
新しいボトル

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