ブージィの隣,トキシエール/Tauxierers村に本拠を置くイヴ・ルーヴェ/Yves
LOUVETは,ピノ・ノワールを主体とする濃厚なシャンパーニュを生み出す蔵元。
あのボランジェもこの村に自前の圧搾所と多くの畑を所有。“キュヴェ・グラン・タネ”のブレンドには,トキシエールの畑で栽培したピノ・ノワールを必ず加えている。
事実,フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌも,「ブージィの隣という日陰の身でありながら,品質はブージィのグラン・クリュから遠くない。そのことをボランジェは昔から熟知している。」,そして「イヴ・ルーヴェはトキシエールのブドウ畑のスペシャリスト。数年前からカリテ=プリ(品質と価格)のバランスの取れた力強いワインを提供している。」と高く評価している。
この言葉通り,ドメーヌは栽培面積12ヘクタール(内,ピノ・ノワール10ヘクタール,シャルドネ2ヘクタール/平均樹齢10-50年),年間総生産量4万本というシャンパーニュでも最小規模でありながら,最も手頃な価格でシャンパーニュを提供してくれる貴重なレコルタンだ。