Wine List 【 F-7750 】

ル・セードル 
キラー・ヴァリューの2020

 

 

フランスではまもなく秋の「Foire aux vins フォワール・オ・ヴァン」の季節。RVF(ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス)誌の最新 9月号では、2024年のフォワール・オ・ヴァン特集を組み、フランス全土から集めた 1200 本のワインの中から、これなら間違いないという「安心して買える素晴らしいワイン」を 400 本余り紹介している。そんな1本にシャトー・デュ・セードルのカオールが選出されています。
また、RVF 誌の 2024 年 5 月号別冊で、
「20 年後、完璧なクリュ 50 選」として、シャトー・デュ・セードルのカオール ル・セードル 2020 が 93 点の高評価を得て選出された!

 


シャトー・デュ・セードル
ル・セードル 2020 カオール 赤

Chateau du Cedre.
Le Cedre 2020 AOC Cahors Rouge

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ワイン名

産国

フランス、南西地方

産地呼称

カオールA.O.C

栽培面積

27 ha

生産者

シャトー・デュ・セードル
(オーナー:
パスカルとジャン=マルク・ヴェレーギュ兄弟)

醸造責任者

パスカル・ヴェレーギュ

栽培責任者

ジャン=マルク・ヴェレーギュ

品種

マルベック100%

樹齢

30〜40年

植栽本数

4,888本/ha

単位収獲量

27 hl/ha

醸造

手摘みで収穫したブドウを選果台を使って厳格に選別。100%除梗し、ステンレスタンクで発酵。発酵温度は30-32度で1日2回の櫂入れを行なう。発酵期間を含むトータルで40日間の醸しの後、圧搾。その後、トロンセ産のバリックの新樽(100%)に移してマロラクティック発酵と熟成。熟成期間は20ヶ月。無清澄・無濾過で瓶詰め。

アルコール度

13.5度

容量

750ml

タイプ

赤ワイン。フルボディ

ビオ情報

ユーロリーフ、AB 認証 オーガニックワイン

サービス

17℃〜19℃。 now 〜 2045

インポーター

出水商事

評価

RVF5 月号別冊「20 年後、完璧なクリュ」に選出 93点

MVF94 点&「セラーに並べたい素敵な 2020 ヴィンテージ」に選出

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

ワインのヴィンテージによっては、20 年も熟成すれば味わいから余計なものが取り除かれ、タンニンとオークが少なくなったときに、腐葉土、下草、トリュフ、あるいは色あせたバラの極上の香りを感じられるようになる。しかし、すべてのワインがこの熟成年数を上手く耐えられるわけではない。そこで RVF 誌は、確実に 20 年後、完璧な状態に熟成するワインとして太鼓判を押した 50 本のワインを発表。
そのひとつがカオール ル・セードル 2020 年。
熟成ワインをお望みのかた、ご自宅で無二の熟成ワインを・・・。
いかがでしょう。
生命力の長さ・質はボルドー、グラン・クリュにも負けない!

 

ヴェレーギュ兄弟(パスカルが醸造、ジャン=マルクが葡萄栽培)は、15年以上前からシャトー・デュ・セードルをカオールの指標に育て上げてきた。彼らが例外的なテロワールを享受している。上品でエレガントなワインを生むTranトランと呼ばれる石の多い石灰岩破片の火山円錐丘と、より力強いスタイルのワインを生み出す表土に赤みがかった鉄分を含む砂が混じった砂利の土壌に分かれている。しっかりと熟成した収穫葡萄と精巧な選別に由来する常に濃厚な色調のワインは、品質と安定感において類い稀なレベルに到達している。タンニンは魅力的な柔らかさを持ち、熟成はものの見事に管理されている。
シャトー・デュ・セードルでは、ブルゴーニュの樽業者のバリックを使用しています。ブルゴーニュ地方で30〜36ヶ月間自然乾燥させたフレンチオークのタンニンのフィネスがセードルのワインに非常に好都合なのです。焼きは100秒から120秒トーストしたやや強めの焼きを指定しています。また、ありとあらゆることを可能な限り再検討し続けているシャトー・デュ・セードルでは、2012年以降、ルソー社製大樽を用い、樽香と粘性を控えめにした造りに切り替えています。カオールの新しい価値を模索し続けるパスカルとジャン=マルク・ヴェレーギュは、野望をもってカオールの隆盛の最前線をいくドメーヌとしてメディアから注目されています。
シャトー・デュ・セードルのワインは、野生酵母の段階からゆっくりと形成されていきます。オーク樽の洗練されたタンニンによって豊かになり、醸造中の構成要素を自然な形で同化していきます。そのためにシャトーのセラーは温度12〜15度、湿度90%に一定管理されています。
 

◆シャトー・デュ・セードルの歴史◆

 フランス北部フラマン地方のMorsleedeモルスリッドの出身であるLeon Verhaegheレオン・ヴェレーギュは、20世紀の初頭に故郷を離れ、ロット県に移住。彼の息子のCharles Verhaegheシャルル・ヴェレーギュとその妻Marie-Thereseマリー=テレーズが1958年に複合栽培農家を設立。1ヘクタールの区画に葡萄樹を植樹し、セードルの葡萄畑が誕生した。
1973年、ラヴェンダーの蒸留と並行して、シャルルは初めて自身のワインを元詰め。シャルルの息子のPascalパスカルとJean-Marcジャン=マルク兄弟は元詰め2代目となった。
オートバイに情熱を傾けていたパスカルは、ブルゴーニュ地方の友人であるジャン=マリー・ギュファンスの下で、ワインの魅力に開眼した。
「バイクツーリングの途中、僕は単にジャン=マリーの所で休憩するつもりだったんだ。彼の家には数日滞在し、収穫を手伝ったんだ。僕にとって初めての収穫だった。」
8年後、マコンのDavayeダヴァイエ(ジャン=マリー・ギュファンスが本拠を置く村)で醸造学を修め、ジャン=マリー・ギュファンス、そしてナパ・ヴァレーのセインツベリーで働いた後、パスカルは、ソーテルヌの第一級格付け筆頭のシャトー・ラ・トゥール・ブランシュで醸造を務めていた弟のジャン=マルクと共に家業に参画することを決断した。現在、ジャン=マルクが葡萄栽培を、パスカルが醸造と販売を担当している。暗黙の意識と見解の一致が彼らの共同プロジェクトのベースとなっている。

80%のドメーヌが霜による甚大な被害を受け、非常に困難なヴィンテージとなった1995年は、彼らにとって試練の年となり、全ての仕事を再検討する事を余儀なくされた。
「収量を落とし、テロワールに重きを置く必要がある。我々が与える以上のものを常に我々に提供してくれる葡萄樹には、目に見えない側面がある。テロワールを資本に組み入れ、自然に近づくことによって、葡萄樹はバランスを、葡萄は品質と風味を獲得する。」
こうして、シャトー・デュ・セードルのワインのスタイルが生まれたのである。

1995年、ヴェレーギュ兄弟は、パートナーである地元の栽培家達と共に、栽培から醸造に至るまで彼らが指導・監督して造り上げたワインを販売する会社 Le Cedre Diffusion ル・セードル・ディフュージョンを設立。毎年、栽培家と協力し、彼らの固有ラベルの元詰めワインの生産量を増やしている。またパスカルは2015年にカオールワイン委員会(UIVC)の会長にも選出され、アペラションの発展に尽力している。唯一無二の素晴らしいテロワールであるカオールは、長命で偉大なワインからシンプルで軽いワインまで幅広いワインを造ることができる。


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