パトリック・マロワイエ氏はピエール・ダモワやモンジャール・ミュニュレという銘醸ドメーヌで醸造長を勤め上げた経験を持ちます。そんな彼は、ジュヴレの醸造家から尊敬されている真の職人で、生産者間の派閥などもあるなかで、それらを超えて誰からも尊敬を集めていると言われるほどです。「よいブドウが自らよいワインになる」をポリシーとする彼は、ジュヴレ・シャンベルタンでいち早く有機栽培に取り組み、季節によっては土日も返上で畑仕事に精を出しています。そんな畑は健康な草花にあふれ、土はふかふかです。丹精こめて育てられたブドウから生まれるワインは、ジュヴレ・シャンベルタンらしいたっぷりとした果実味とエレガントさを兼ね揃えた真の自然派ジュヴレで、同じ村の生産者に、コストパフォーマンスもジュヴレのトップクラスだと言わしめるほどです。
また氏は2010年にGAB(Groupementsd'Agriculteurs
Biologiques de la Cote
d'Or)というコート・ドールの有機栽培者の団体にて副会長に就任、新規で有機栽培に取り組むドメーヌのコンサルタント等を行っています。
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