Wine List 【 F-7630 】

新しいネゴシャンのスタイルを築いた
Frederic Magnien

フレデリック・マニャンはマニャン家の5代目としてモレ・サン・ドニに生まれ、17歳頃からは本格的にワイン造りの世界に身を投じカリフォルニア、オーストラリアなどの国外でも経験を積み1995年に自身の名を冠したネゴシャンを設立しました。自社の畑は所有せず、自らの目で全ての畑を見て回り、土壌はもちろん、グラン・クリュ、プルミエ・クリュの位置、朝日が一番早く当たる区画、とりわけ樹齢40年以上のヴィエーニュ・ヴィーニュを中心に畑を選び、時には飛び込みでドメーヌ、栽培者と交渉し、最高品質のぶどうを手に入れるなど、ネゴシャンであることのメリットを最大限に生かし毎年安定した高品質のワインを産する新しいスタイルの生産者です。


畑のF・マニャン

フレデリック・マニャン
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2013 クール・ド・ロッシュ

Frederic Magnien
Cote de Nuits Village 2013 "Coeur de Roches"


産地 : フランス、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区
格付け : コート・ド・ニュイ・ヴィラージュAC
生産者 :  フレデリック・マニャン
品種 : ピノ・ノワール 100%
栽培面積 : ha
平均樹齢 : 年
単位収穫量 : 
醸造 : 樽熟成。ノンフィルターボトリング
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ミディアムフルボディ
希望小売価格 : ¥4,968.
: ゆるやかなビオデナミ

フィッサン村、ブロション村、プレモー・プリセー村、コンブランシェン村、コルゴロワン村産のブドウを使用したコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ。マニアンが追及するテロワールワイン。ベリーのアロマがありフィネス豊かなワイン。後味にミネラルも感じられます。
清澄もフィルタリングもしておりませんので、マニャンはお飲みになる際、デキャンテングをお勧めしております。

 

ネゴシアンのワインにありがちな生産者の特徴が出過ぎているものではなく、それぞれのテロワールを忠実に表現しているもので、あるワインは力強く、またあるワインは繊細でエレガントな味わいとなっておりますが、一貫していえることは彼のワインはきれいな赤い色調(彼いわく、ピノノワールには黒という言葉は存在しない)と果実味をしっかりと引き出していることです。
また、彼自身がSO2の味が嫌いであることから、使用量は通常に比べて半分以下となっております。

2008年、フレデリック・マニャンはぶどう耕作専門会社を設立し、自ら選び抜いた畑において自社スタッフで購入ぶどうを育てるという新しい挑戦を始めました。そしてこの2008年ヴィンテージからは、自身のスタイルに合った上質のぶどうを得ることを可能にしました。ワイン造りにおいても「自然の流れと共にあるべき」という理念に基づき、破砕、圧搾、発酵を重力に逆らわないグラヴィティシステムの導入や十分な時間をかけた低温マセラシオンなど、今では特別なことではなくなりましたが、最高品質のぶどうを使うことで、その効果を段違いに発揮することが出来ます。そして月の満ち欠けに起因する要素を醸造に取り入れた「太陰有機法」に則り、地球環境のエネルギーを最大限に活用しています。これは主に、ボトリングや樽への移し替えなど、ワインへのストレスを軽減するものです

サン・ロマンにあるクーパーのフランソワ・ルフレール社の特注バリックは世界中から注文が殺到する最高級のものです。
実はこの樽は3年間かけて乾燥させたものです。じっくりと乾燥熟成させた樽からは、そうではない樽に比べてはるかに細かく柔らかなタンニンが得られるようです。しかしそれを供給しているのは極わずかの選ばれた生産者のみ。
中でもルフレール社製のバリックを100%使用しているのはDRC、コント・ラフォン、ルロワ、そしてフレデリック・マニャンだけです。生産開始から2年間、色々なバリックを試しDRCと同じ仕様のバリックが最も自分のスタイルに合うと判断し、ルフレール社の社長に直談判。「自分が使うことでますます価値が上がる」と説き伏せたのでした。
使用する樫材は「木目の細かさ」に定評のあるフランス中部のアリエ産の樹齢120〜140年のものを使用し、通常より長い期間の乾燥熟成をさせ80%あった湿度を17〜18%まで下げます。滑らかなタンニンとピュアな果実味をもつワインの仕上げはこの最上級バリックによるものです。


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