驚きのA.O.C.ボルドー・シューペリュール

シャトー・ラ・モット・デュ・バリー
キュヴェ・ル・バリー
ボルドー・シューペリュール 赤

Chateau La Mothe du Barry
2002 Cuvee Le Barry
Bordeaux Superieur A.C.

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産地 ： フランス、ボルドー、ボルドー・シューペリュールAOC
生産者 ： Ch.ラモット・デュ・バリー（ジョエル・デュフォー氏）
品種 ： メルロ ７５％、カベルネソーヴィニォン　２５％
平均樹齢　：　３５年、栽培面積　：　２．３ha
単位収穫量　： ３５hl/ha
年間生産量　：　約14,000本
醗酵 ： １００％オーク樽
熟成　：　１２ヶ月（新樽比率50％）
アルコール度 ： １２．５％

ほぼ黒に近い、濃い緋色をしています。杉、ブルーベリーやロースト香の混ざる贅沢なアロマ。口に入れた瞬間は驚くほど甘美で滑らかな舌触り。タンニンは豊かで余韻も長く、味わいのバランスは見事にまとまったワインです。

このワイン、アペラシオンこそ、ただのA.O.C.ボルドー（'01からボルドー・シューペリュール）ですが、その品質の高さにはびっくりです。黙って飲まされたら、決してA.O.C.ボルドーとは誰も答えないでしょう。それもそのはず、「高いコストパフォーマンス」を追求した結果つくられたスペシャル・キュヴェで、このシャトーの畑の中で最良の区画から採れた最高のブドウだけを集めてつくったワインです。若いうちから楽しめる現代的スタイルのつくりで甘美な味わいは、ボルドーと言うよりはむしろ、カリフォルニアの上級ワインを彷彿とさせます。

●オーナー醸造家　ジョエル・デュフォー氏●
サン・テミリオンの南西に位置する「シャトー・ラ・モット・デュ・バリー」。現在のオーナー、ジョエル・デュフォー氏はファミリーの9代目。幼い頃からシャトーを経営していた父の姿を見て育ちました。そして、アメリカや南フランスなど世界各地を旅して廻り、ワイン造りを修得してきました。1985年に、サン・テミリオンの南西に位置する父のシャトーの隣にあった「ラ・モット」と「ル・バリー」という畑を購入して、現在のエステイトを設立。以後、奥さんと二人でワイン造りに専念しています。
42歳と醸造家としては若手ですが、こだわりを持ちワインを造っています。彼は、「アペラシオンはボルドーだが、量ではなく質を極める事 に力を注いでいる」と語ります。
シャトーのスペシャル・キュヴェである Le Barry は、1998年の誕生以来、その市場評価は急上昇。そしてついに2000年ヴィンテージは 『 Guide Hachette 2003 』 で掲載アイテム、“9591” の中から栄光の“銅のぶどう賞”（ ＝銅賞 ） を受賞しました。