Wine List 【 F-676 】⇒2002Vnt
【 F-676_03 】⇒2003Vnt

ヌフパフのオーソリティがプロデュースする
良質の自然派ローヌ。




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ドメーヌ・ラ・フォン・デュ・ヴァン
レ・プロムス
コート・デュ・ローヌ

Domaine La Font du Vent
2002 & 2003 Les Promesses
Cote du Rhone A.C

産地 : フランス、AOCコート・デュ・ローヌ
生産者 : フォン・ド・ミシェル
(ジャン・エ・ミシェル・ゴネ・エ・フィス)
品種 : シラー、グルナッシュ、サンソー
アルコール度 : 13.0%

このフォン・デュ・ヴァンのワインは、シャトーヌーフ・デュ・パフの優良生産者のフォン・ド・ミシェルがヌフ・パフの弟分ともいうべきコート・デュ・ローヌACのために作ったドメーヌで、ヌフ・パフ同様、ビオデナミを取り入れた【自然派ワイン】です。

明るく紫の強い、若さみなぎる色合い。黒いベリー系の香りとともに乾草よもぎや柳の皮を連想させる青さも感じられます。口に含むとやわらかなタンニンでやさしい感じがするが、喉越し後は、このタンニンがしっかりと主張します。 

 ドメーヌ フォン ド ミッシェルはオーガニック方式で、化学薬品は一切使用していない。畑内に少し雑草があるが、水などによる土地の浸食を防ぐためと、さらに収穫率を抑えるためである。
すでにシャトーヌフデュパプで最も評価の高いドメーヌのひとつで、ベダリテ村に近いアペラシオンの南西に30haの畑を所有し、ヌフパプの赤・白また、良いヴィンテージはエティエンヌ・ゴネという名の特別なキュべを生産している。さらにコートデュローヌの小さな畑を所有し、品質の良い希少なワインも生産するこの畑はACヌフパプの領域外にされた。と、いうのも当時のオーナーが境界線を引きにやって来た役人にショットガンを突きつけて脅したことに起因する。(当時のオーナーは単に役人嫌いだったようだ。)その為、彼はそれに答えて彼の小さな領域をアぺラシオンに外した。従って値段の割にかなりの価値があるのだ。
このドメーヌは1890年代にスタートし今日畑は拡大され精魂こめて開拓された。そして1950年代にエティエンヌ・ゴネによって約170もの異なる土壌からひとつの区画に統一された。現在はエティエンヌの息子であるジャンとミッシェルによって経営されている。彼らは50年代前半の肩肘張らない感じのいいコンビで自分達の仕事に情熱とやる気をみなぎらせている。
【Domaine La Font du Ventについて】 エティエンヌ・ゴネさんより
数年来、私たちドメ−ヌワインのシリーズに加えるにふさわしいAOCコート・デュ・ローヌに位置する畑を探し続けてきました。また、それぞれ兄弟の息子たちで醸造学を学んだベルトランとギヨムが近々ドメ−ヌに加わる事もあって、AOCコート・デュ・ローヌへのモチベーションは高まっていました。素晴らしい歴史の始まりに立つチャンスを得て、自分自身のワインを造り、自分自身を通してテロワールを知るということは、間もなくスタートを切る若者にとってかけがえのない経験となります。
私たちは、あらゆる種類の様々なドメ-ヌを訪問しました。時にはテロワールが私たちの思い描いているものでなかったり、ブドウ品種がクオリティに達していなかったり、もしくはクオリティに達していても状態が悪く、再興するのに多大な労力を要するものでした。そしてある日、かけがえのない偶然によって、そうそうないような理想の地を見つけたのです。それが、シナルグ台地に位置するガール県ドマザン地区の20 haだったのです。
シャトーヌフ・デュ・パープに似た、大きな丸石に覆われた粘土石灰質の土壌で、赤粘土や砂混じりの泥灰土も含まれています。ブドウ畑は台地や段々畑にあり、不思議にもトスカーナの風景を思い起こさせます。
フォン・デュ・ヴァンのブドウ品種は、シラーとグルナッシュが主体ですが、いくつかあるサンソ-の区画によってうまくバランスが取れています。畑の向きは素晴らしいため、かなり熟すのが早く、特にシラーは今年9月初旬に収穫が行われました。シラーを中心とした構成は、特長があり、バランスのよいワインとなります。
南フランスは2002年9月、2日間続いた滝のような大雨によって特に被害を受けました、その結果生活がとても困難になり多くの自治体は大損害を被りました。
私たちのドメ−ヌは、いくつか雨水による浸食はあったものの、ブドウの木々は守ることができました。そして白ブドウ品種とシラーに関しては大雨以前に収穫を終えることが出来ました。
その結果は・・・?衛生面がうまくいき、白ブドウ品種とシラーは素晴らしく、その他の品種は良好な状態となりました。このことは2つのドメ−ヌに関して言えることです。このような結果に導くために私たちが厳しく、雷雨の後に出現したボトリティスを取り除く重要な作業をしたことは、皆様にもおわかりいただけるでしょう。
もし量を制限するなら、出来上がりのワインは、とてもアロマティックでしなやかで、特徴をもったものとなります。私たちが初期段階で行った作業(エボルジョナージュ / 芽かき、エパンプラージュ / 、エフュイヤージュ / 摘葉)はとても効果があり、手摘みの収穫、厳しい選果、カーヴの性能といった私たちの作業法のおかげで、その名にふさわしいコート・デュ・ローヌとシャトーヌフ・デュ・パープを造る事ができました。
素晴らしく鮮明で、濃縮感があり、香りは赤系果実や黒系果実(フランボワーズやチェリー、クロイチゴ、ブルーベリー)の驚くようなアロマを感じさせます。
味わいは深みがあり、ビロードのように滑らかな触感で、フィニッシュは甘草の風味があります。

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