産地 ： フランス、ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ地区、モレ・サン・ドニ村、クロ・ド・タール畑
格付け　：　特級（ Grand Cru）
生産者 ：　モメサン社
醸造責任者　：　シルヴァン・ピティオ氏
畑植栽面積　：　７．５ha
単位収穫量　：　平均２８hl／ha
ブドウ品種 ： ピノ・ノワール
熟成　：　フランスの新樽(227L)で１７か月熟成。ノンフィルター・ボトリング
アルコール度 ： １４．０％
容量　：　７５０ml
平均生産量　：　約２５，０００本
タイプ　：　赤ワイン。フルボディ
　：　　ビオデナミ

ソフトなチェリー色。熟したピノのアロマが華麗に開花します。愛すべき、熟した、甘く、美味しい風味。最後に舌を刺す官能的な辛みが非常に顕著。スパイシーな、驚くほど豊富なタンニンで余韻は長く、優れた後味。しっかりしたボディを持ち、それを上回るフィネス、アロマに至っては相当洗練されています。

若いうちはピノノワール種独特の果実味。熟成するとカシスや花などの香りが生まれる繊細で優雅なワインです。

2009Vnt評価 ワインアドヴォケイトでは最近のビンテージでは最も評価の高い９５+を獲得したほか、 ステファン・タンザーも９５+点の評価を与えております。 他にもミシェル・ベタンは2011年2月18日に試飲を行った際、 『クロ ド タール2009は伝説のワインとなるであろう』、とコメントしています。 また、2009ヴィンテージは作柄が非常に良かったことで、セカンド・ラベルの「ラ・フォルジュ・ド・タール」は生産されなたっとそうです。

12世紀ベネディクト派修道院が所有してから一度も分割されずにモメサン家の単独所有となったモレ・サン・ドニ村にある7.5haの特級畑で造られるワイン。醸造責任者、シルヴァン・ピティオにより、近年世界的な評価が大きく高まったドメーヌ。
1932年よりモメサン社の所有となったグラン・クリュながら、他のブルゴーニュのグラン・クリュに比べて地味な印象を受けるのは、このグラン・クリュがモメサンのモノ・ポールのためかもしれません。
価格はかなり高くなってしまいましたが、それでもコート・ド・ニュイという世界に類を見ないブランド地区の名声に便乗し、クロ・ド・タールの品質にまったく及ばないのに価格は高く、それでいて世界中から引く手あまたというワインが存在する事実を考えれば、クロ・ド・タールは非常にリーズナブルなワインだといえるでしょう。

◆「クロ・ド・タール」は下記の読売オンラインもご参照ください

その１　http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/chateau/20100512-OYT8T00623.htm

その２　http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/chateau/20100512-OYT8T00623.htm

その３　http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/chateau/20100512-OYT8T00623.htm