Wine List F-6035

ロベール・グロフィエ

〜 向上の目覚しいパーカー注目の一級品 〜

1er Cru Les Sentiers

 

 

 

「ロベールの息子であるセルジュ・グロフィエの丁寧なブドウ畑での仕事(ライバルであるほかのブルゴーニュの栽培者たちは、彼のブドウに畏敬の念を抱いている)が、ロベールの熟練した、すばらしく才能に富んだワインづくりと結びついて、このブドウ園の品質を目がくらむばかりの高みに引き上げた。1996年と1997年に、ロベール・グロフィエのドメーヌは、信頼できるブルゴーニュ・ルージュから現実離れしたシャンベルタン・クロ・ドゥ・ベーズやボンヌ・マールまで、コート・ドールで最もすばらしいワインをいくつかつくり出した。このブドウ園は、現在あと一歩で五つ星の仲間入りをするところにいる。」
ロバート・パーカー著≪世界のワイン フランスのワインII≫



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ロベール・グロフィエ家
シャンボール・ミュジニィ 1級 センティエ 

Robert Groffier Pere & Fils
2008 Chambolle Musigny 1er Cru
Les Sentiers


産地 : フランス、ブルゴーニュ、シャンボール・ミュジニィ村
格付け : シャンボール・ミュジニィ 1級
生産者 : ドメーヌ・ロベール・グロフィエ家
樹齢 : 約40年
品種 : ピノ・ノワール100%
収穫 : 9月27日から
単位収穫量 : 30〜35 hl/ha。糖度は平均12.5%
醸造 : 自然に低温でマセラシオンを7〜8日間行い、果皮浸漬期間は最終的に約3週間となりました。マロラクティック発酵は長く、ゆっくりと進みました。若いですが、いまだかつてマロラクティック発酵の前後でこれほどまでに酸が大きく変化したのを見たことがありませんでした。もう1つ驚いた事は、マロラクティック発酵中、ワインの色が全く失われなかったことです。これはとても珍しいことです。
熟成 : バリック熟成(新樽20%)
アルコール度 : 13.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
2008ヴィンテージ情報
2008年はこれまでで最高のヴィンテージの一つとなりました。生産量は通常の45%減となりましたが、ヴィンテージとグロフィエの畑の相性が非常に良く、驚くほど完成度の高いワインに仕上がっています。01年や99年のようなクラシックな特徴も持ちながらもしなやかで丸く、かつ熟成後も楽しみなヴィンテージです。

このワインには還元はほとんど感じられず、可憐なより複雑で際立って洗練された赤いベリーの果実のアロマが輝いている。しなやかでまろやかな美味しい風味が続く。より開いて熟した構造のしっかりした要素と、さらに良い長さを持ち合わせている。

 


右からロベール、マダム、ニコラ、セルジュ

◆ロベール・グロフィエ◆

レザムルーズの最大の所有者としても名高いロベール・グロフィエ。畑を買い増し、また遺産相続で渡ってしまった畑を買戻したのがロベールです。
モレ・サン・ドニを拠点としロベール・グロフィエが息子のセルジュと ともに運営するするドメーヌ。7ヘクタールの地所はジュヴレイとシャンボール村にあり、特級はシャンベルタン=クロ・ド・ベーズとボンヌ=マール、それにシャンボール村の三つの1級畑、ジュヴレイ村名畑にACブルゴーニュ。一級畑のレ・ザムルーズは1.15haと最大の面積を所有。色が濃く、力強いが、柔らかく、しなやかさも同時に兼ね備えるのがグロフィエのスタイル。

 

『ワイナート』9号より
なんと優しく、耳にくすぐったい名前の響きレザムルーズ=恋人たち。このワインの味わいと、この名前。「まさに名は体をあらわすと言えますね」と、ロベール・グロフィエ氏。
レザムルーズ最大の所有者であるグロフィエの急斜面の畑に立つと、眼下にヴージョの湧き水でできた池、その向こうに小さなヴージョの村の家並み、右手にクロ・ド・ヴージョの城、そして遥か地平線まで続く緑の大地を一望することができる。コート・ド・ニュイ随一の絶景と言っていい。斜面の途中に平らになっている場所がある。
「60年前まではここから下にはブドウが植えられておらず、季節の花が咲き乱れる自然の花園でした。昔は村の恋人たちは、この場所で、この素晴らしい風景を眺めながら、肩を寄せ合ったのでしょう。そこで花園の上にある畑がこの名で呼ばれてきたのだ」と祖父は話していました。
ブルゴーニュの畑の中で、生産者の誰しもが実質的に特級だと考える一級畑として名高いのが、レザムルーズだ。実際世の中の消費者もそう考えており、価格も特級なみだ。
「昔からこの畑の力は知られていました。AOC発足の時にグラン・クリュを申請することもできたかも知れません。しかし当時はグラン・クリュになると収穫量が減らされることを危惧したのではないでしょうか。ただその時代には瓶詰めする人が少なく、消費者にこの名前は知られていませんでした」。


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