WineList 【 F-6030 】

アンリ ルロワの孫であり、DRCの協同経営者の一人
としても有名な、アンリ フレデリック ロック氏のワイン

カーヴを訪れると、ロック氏自身がワイン造りの理想について熱く語り始めます。とかく、DRCの共同経営者として紹介されることの多いロック氏ですが、DRCのそれをもってしてもプリューレ・ロックの理想には遠く、本人は、明らかに世界最高峰のワインに挑戦しています。
今や、DRCにおいてもビオディナミは、実践されています。またロック氏とも縁のある某ビオディナミの生産者も、市場で大変評価されています。しかし、彼自身は、より原理主義的なそれでいて挑戦的な考え方をもって、ワイン造りを行っており、それら生産者のワインについて語る際に苦々しい表情を隠しません。

「収量が少ないワインが、いいワインなんだったら、収量0のワインを造ればいい。問題は、どう収量を落とし、何を得たかであって、収量の少なさがワインの品質を保証するわけではない。」
かなり過激な主張とロック氏自身の風貌もあいまって、聞いてるほうはヒヤヒヤものですが、彼のその信念が、プリューレ・ロックとしての一切妥協の無い仕事につながることは間違いありません。
(インポーターのメール文を転記)



ビオデナミ

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ドメーヌ・プリューレ・ロック
ニュイ・アン
ニュイ・サン・ジョルジュ 1級 赤

Domaine Prieure Rock
2005 Nuits " 1 "
Nuits-Saint-Georges 1erCru A.C

産地 : フランス、ブルゴーニュ、
格付け : ニュイ・サンジョルジュ1級
販売者 : ドメーヌ・プリューレ・ロック
品  種 : ピノ・ノワール100%。
アルコール度 : 13.5度
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ミディアム〜フルボディ

高い品質と、熟成に耐えうる素晴らしいポテンシャルを備えたブルゴーニュの2005年ヴィンテージ。神の祝福を最も受けた土地、コートドールに、数々の珠玉の畑を所有するプリューレ・ロックの2005年は、お買い得な“ニュイ・アン”でさえも、その格に恥じない素晴らしい品質を誇り、このヴィンテージに出会えたのはラッキーです。

 
 
【ニュイ サン ジョルジュに関して】
プリューレ ロックのワインリストで、N.S.G Clos des CorveesとN.S.G.1erCruとN.S.Gの3つのワインは、すべて彼が単独所有する畑、“クロ デ コルヴェ”からつくられています。ワイン名とラベルの表記とAC表記をまとめ、格付けをすると
1、 ニュイ サン ジョルジュ“クロ デ コルヴェ”
ラベル表記:Clos des Corvees  
AC : Nuits Saint Georges Premier Cru
最上のブドウのみでつくられたものが、“クロ デ コルヴェ”を名乗ります。
2、 ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ
ラベル表記:Nuits 1er Cru  
AC : Nuits Saint Georges Premier Cru
セカンドワインです。少し樹齢の若い樹や収穫時期などにより、格落ちさせたワインです。

3、ニュイ サン ジョルジュ
ラベル表記名: Nuits“1”< ニュイ “アン” >
 

AC : Nuits Saint Georges Premier Cru
サードワインです。ラベルはニュイ・アンで、ニュイ・サンジョルジュと記載しましたが、コルヴェの畑の樹齢の若い樹や収穫時期などにより、格落ちさせたワインですので、アペラシオンはやはりニュイ・サン・ジョルジュ1級です。

 

 
除草剤、化学肥料など一切使用しない。施肥はバイオ理論に基づき、最小限にとどめる。人口酵母は一切使用せず、土着の野生酵母による発酵で、亜硫酸無添加で醗酵させることはテロワールに由来する独特の香りをビン詰めされたワインに残すことができる大事な技術だとして醗酵・熟成中は亜硫酸を使わない。トロンセー産の樽で15〜20ヵ月熟成。新樽率は通常50%前後だが、キュヴェや作柄によって変わる。
 
<ドメーヌ・プリューレ・ロック>(インポーターのリリースシートより転載)
 ドメーヌ・プリューレ・ロックは、ブルゴーニュ地方のワイン生産者として名高い存在であったアンリ・ルロワ氏の孫、アンリ・フレデリック・ロック氏が1988年に創立し運営している。
それまで、全く別の仕事をしていた彼は、ある日ヴォーヌ・ロマネ村の中心にあるぶどう園を訪れた。畑に足を踏み入れた瞬間、「体中の血が騒ぎ始めて、何か熱い思いが込み上げてきて、これだ!!」と感じたという。この畑こそが尊敬する祖父が所有していた"CLOS GOILLOTTE(クロ・ゴワイヨット)"であった。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同所有者だった母親のポリーヌ・ルロワさんもこの話を聞いて、彼の「独自のドメーヌを設立する」という夢に賛成してくれた。
以降アンリ・フレデリックは次々と由緒ある畑を購入し、自分の夢を実現すべく精力的に活動していったのである。
 
1988年
  • CHAM-PERDRIX (AC VOSNE ROMANEEの畑) 取得。 
  • LE CLOS GOILLOTTE(彼の思い出深い畑:ルグラン将軍が自家ワインを造るために所有していた畑)取得。
  • LES HAUTES MAIZIERES取得。
  • PRE DE LA FORIE取得。
  • LA COLOMBIERE 取得。
1989年
ドメーヌを元のCHAM-PERDRIX(シャンペルドリックス)から、ニュイ・ サン・ジョルジュにあるPRIEUREを購入し、"ドメーヌ・プリュレ・ロック"を正式に設立(現在の所在地)。
 
1990年
CLOS VOUGEOT取得。
 
1991年
フィリップ・パカレ氏が醸造に参画。パカレ氏独自の栽培方法、理論的かつ自然に則した収穫方法や、別途説明の 醸造・熟成方法を実践してワインの品質を高めていった。
 
1992年
3月、アンリ・フレデリック氏の兄シャルル・ロック氏が死去。Aubert de VILLAINE(オーベール・ド・ヴィレーヌ)家と共に、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同所有者だった彼の後をアンリ・フレデリック氏が継いだ。
 
1994年
  • VOSNE ROMANEE 1er Cru LES SUCHOTS取得。
  • CHAMBERTIN CLOS DE BEZE取得。
 
1995年
NUIT ST GEORGES 1er Cru LE CLOS DES CORVEES取得。
 
ワイナリー設立に当って、最も近代的で優れた機能の設備を導入し、ブルゴーニュの古き伝統技に近代技術を見事に融合させ、優れた品質を一層磨きあげている。

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