産地 ： フランス、ボルドー地方、ACメドック、クリュ・ブルジョワ
生産者 ： シャトー元詰（所有社：レ・ドメーヌ・セー・ジェー・エール社）
醸造責任者　：　マガリ・ギュイヨン女史
品種 ： メルロ６０％、カベルネソーヴィニォン４０％
樹齢　：　３２年
単位収穫量　：　２８hl／ha
アルコール度 ： １３.５％
醸造　：　ステンレスタンク醗酵。12ヶ月間オーク樽（新樽50％）で熟成後、ステンレスタンクに移され、１８か月熟成され瓶詰めし、出荷まで地下セラーで瓶熟成。
容量　：　７５０ml
生産量　：　180,000本
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ
　：　サステーナブル農法
2010 評価：　リヨン インターナショナル・コンペティション 2012 金賞

熟したブラックベリーの果実香に黒コショウ、甘草のスパイシーなアロマがとけ合い、洗練された樽香が複雑さをかもし出しています。デリケートなアタックの後、スパイシーな果実味、ソフトな酸味が長く続き、力強い渋みがボリューム感を加えます。　

　

　

　

レ・ドメーヌ・セー・ジェー・エール　Les Domaines C.G.R.

シャトー・グリヴィエールは、メドック地区の一番高い丘陵地にあり、土壌は石灰粘土質です。ジロンド河に沿った緩やか斜面にある畑には、17世紀の始め頃からブドウが植えられていました。1970年代初頭にはロートシルト家によるブドウ畑の改良が完了し、1990年よりLes Domaine　ＣＣＧ社が新しくシャトーのオーナーとなりブドウ栽培の工夫やワイン造りへの最先端技術導入に取り組んできました。 1993年には広大な地下セラーも完成しました。その為、ドメーヌCGR社では、飲み頃になるまでシャトーのセラーにて熟成してから出荷するのが大きな強みです。何と10年分に相当する300万本ものワインを保管が可能なため、リーズナブルに飲み頃のヴィンテージを提供してくれる生産者です。ドメーヌCGR社がオーナーになった当初はシャトー・ラフィット・ロートシルトの醸造責任者エリック・ファーブル氏がコンサルタントを行っていました。その後、ラフィットを引退したファーフル氏が改めて醸造長に就任しました。そして、2000年にはシャトー・ランシュ・バージュ、レ・ゾルム・ド・ペズで醸造長を務めていたマガリ・ギュイヨン女史が醸造長となりました。 2005年には彼女の造り始めた2001年がル・ポワン誌にて高く評価されました。彼女が表紙を飾り、彼女の業績が認められたのです。