Wine List 【 F-6008 】


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レ・マゼル
キュヴェ・サン・フフィリップ
ヴァン・ド・ペイ・ド・コトー・ダルディシュ 白

Le Mazel
2000 Cuvee Mias
Vin de Pays des Coteaux de l'Ardeche

産地 : フランス、コート・デュ・ローヌ地方、アルデッシュ
格付け : Vdp アルディッシュ
生産者 : G.A.E.C デュ・マゼル 
 (オーナー: ジェラール・ウィストリック)
栽培・醸造 : ジャック・ネオポール氏
品種 : ヴィオニエ100% 
アルコール度 : 14.0%

少し白濁と思えるほど、オリが浮遊しています。

《インポーター・コメント》
1999年は残糖があったため再び発酵が始まることを懸念して針金で栓を止めており、また味わいも酸化傾向にありましたが(それはそれで美味かったのですが)、2000年は一転して糖分の残留量が少なく仕上がっております。それにしても、芳香性が強く味わいが濃くなりがちなヴィオニエを、ここまでピュアに仕上げる彼の力量には脱帽するしかありません。

 
ジェラール ウストリック氏が、ローヌ地方のアルデッシュ南部でつくるワイン。自然派ワインの祖と言われる醸造学者ジュール ショーヴェ氏の一番弟子である、ジャック ネオポール氏が醸造に携っています。彼はこれまでマルセル ラピエールやグラムノンをはじめ、数多くの自然派ワインの醸造に関わってきました。
 
1985年からブドウ栽培を始めましたが、しばらくはワインを造らず栽培のみを行ってきました。しかし、80年代に入ってから化学肥料や農薬、除草剤などがまん延しただけではなく、売ることをあまりに意識しているワイン造り、不自然なワイン造りが横行することが多くなり、1997年からは自分でワインも造り始めるようになりました。

彼の造るワインは、畑には化学的な肥料、薬品などを一切使用しておらず、醸造においても自然な発酵、熟成を心がけています。従って、使用する酵母は畑にいる野生酵母の働きを利用し、酵母を活発化させるために酸化防止剤も一切使用しておりません。
長い時間をかけてゆっくり醸されたワインの味わいは、豊かな果実味と土地固有の性質を併せ持つ、独特なものになります。

開栓してから飲む前に2時間ほど置いていただく方が、このワインをより楽しんでいただけることと思います。ビン詰めにおいて、ろ過処理を施しておりませんので底に澱が残っていたり、ワインが濁っていたりする場合もありますが、品質には何ら問題がありません。僅かにガスが残っているかも知れませんが、酸化防止剤の代わりにガスを残しておりますので、こちらも決して問題はありません。

また、余韻に若干ですが酵母のような味を感じることもありますが、これは活き活きとした野生の酵母から来るもので、これこそが正真正銘の自然派ワインであり、大自然に身を委ねるように造られたワインのみが有する特徴と言えるでしょう。


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