WineList 【 F-6004 】

30歳の若き天才醸造家マキシム マニョンの、
デマラントに続く2アイテム目のワイン



ビオデナミ

価格はイメージをクリック
してワインリストで

マキシム・マニョン
ロゼタ
ヴァン・ドペイ・デ・ラ・ヴァッレ・ド・パラディス

Maxime Magnon
Rozeta
Vin de Pays de la Vallee du Paradis


産地 : フランス、ラングドック・ルーション地方、
生産者 : マキシム・マニョン
ブドウ品種 : サンソー50%、カリニャン50%
平均樹齢 : 35〜50年
畑 : 粘土石灰質土壌。地中海から30kmに位置し、海からの影響が微妙に作用する場所。
単位収穫量 : 約20〜25hl/ha
手摘み後潰れないようにプラスティックケースで運搬し、発酵前の半日ほど10〜12℃に冷やして低温マセレーションを実施。 樹齢が高いので、除梗せずに房丸ごと発酵。足で丁寧にピジャージュしながら、上質な成分を抽出。発酵温度は最高でも20℃以下という低さが、みずみずしさの秘訣です。天然酵母による自然な発酵は約25日。 発酵槽は大きめの木樽で熟成はコントラフォンで使っていた5〜6年の古樽。ビン詰め前に上澄みの澄んだ部分を抜出すだけで、澱引きやろ過はしない“自然派”。SO2は、発酵〜熟成中はおこなわない。ビン詰め前に10mg/L添加するのみ。

30才のマキシム・マニョンはマコン出身で、ドミニク・ラフォンの下で研修を積んだ後、南フランスで畑を借りてワインを造り始めました。2002年のことで、2ヘクタールの畑でワインを造っています。山あいに広がる美しい眺めが大好きで、見ているとなぜか心が落ち着いたといいます。

農業学校で「ワイン造り」の基本を学んだ彼は、フィリップ・ヴァレット、ティエリー・アルマン、そしてジャック・セロスという早々たる顔ぶれに出会います。その後、目標としているこの醸造家たちにアドヴァイスを受けながら、めきめきと腕を磨いていきました。マキシムの心の中には、「いつかは自分も彼らの中も入りをするのだ」という情熱が静かにしかししっかりと湧いていたのです。

マコン生まれの彼が何故南仏に?それは学生時代にぶどう収穫のアルバイトに行ったときのこと。プロヴァンス地方リュベロンに収穫に行き、あるレストランのオーナーと知り合います。それが「マリア・フィタ」のシュミット夫妻でした。シュミット氏には、どこか素晴らしい場所で“エレガントで美味しいワイン”をつくりたいという夢をもっており、マキシムにとっては、まったく新しい場所で自分の腕を試すことができればと、お互いの夢を語るうちに話がどんどん弾んで、共同でワイン造りをすることになったのです。こうしてマコンを離れてルーション地方でワイン造りを開始します。
最初の2年は、マリア・フィタで醸造責任者として、シュミット氏から全幅の信頼を得てワイン造りに専念。初リリースから、瑞々しいアロマとしなやかでナチュラルな味わいを体現させて人気を得ます。「醸造家」として経験を重ねながら、時間を見つけては「自分のぶどう畑」を探し、そしてついに気に入った畑を見つけた彼は、2002年「ロゼッタ」という「自分が思い描くとおりのワイン」を造ります。

彼のワイン「ロゼッタ」はどことなくソフトなタッチが漂っており優しい雰囲気、そんな彼の性格がそこはかとなく表れています。目指すワインは濃縮感やマッチョさではなく、しなやかでフィネスを感じさせるワインです。もう1つのポイントは、ナチュラルな風味を残しながらも、澄んでクリーンな“綺麗”なところ。このあたりが「洗練された綺麗な印象」を与えるのでしょう。


ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。