WineList 【 F-590 】

Beaujolais 2019
亜硫酸も無添加のラピエール、モルゴン

 

 



無農薬・有機栽培

 

マルセル・ラピエール
モルゴン サンスフル
 赤

Marcel Lapierre
Morgon
2019 Suns Sulfite


産地 : フランス、ブルゴーニュ、ボジョレ地区、ヴィリエ・モルゴン村
格付け : モルゴン(村名ボジョレ)
生産者 : ドメーヌ・マルセル・ラピエール(マチュー・ラピエール)
ブドウ品種 : ガメィ
醸造・熟成 : 木製解放桶発酵、古い大樽で熟成
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
ボトリング : 
タイプ : 赤ワイン。 ミディアムボディ
栓 : コルク栓、蝋の封印
ノンフィルター・ボトリング、 サン・スフル(亜硫酸塩無添加)
※瓶詰め時に亜硫酸を添加しないサン スフルのワインに関しても、酵母が自生する成分等によって分析値が「0」とならない為、輸入者シールには「亜硫酸塩 含有」の記載がございます。

 

マルセル ラピエールの各ラインナップの中でのスタンダードワインであり、あらゆる自然派ワインの中でも事実上のスタンダードワイン。
多くの生産者に影響を与えたワインであり、世界中で日々飲み続けられているワインでもあります。
ある程度以上の樹齢に達したブドウ樹から厳しい選果を経て収穫されたガメイで造られるこのワインは、木製の開放発酵槽で発酵され、古樽を中心とした木樽にて熟成されます。

果実の華やかな風味があり、ガメイらしいチャーミングな果実味となめらかで柔らかい飲み心地が特徴です。

 


2011Vnt 裏ラベル

Marcel et Mathieu Lapierre
ラピエールブランドのワインは、経営上は2種類のワイナリーに分かれています。
Dm.マルセル・ラピエールとCh.カンボンです。

一つは
●ラピエール家が代々所有するモルゴン村の区画から 各種ワインを生産する「ドメーヌ マルセル ラピエール」 (近年はドメーヌ マルセル & マチュー ラピエールとも 表示されます)。
【生産ワイン】
VdPゴール、 モルゴン、 キュヴェ マルセル ラピエール
もう一つは
●ラピエールの夫人が所有し、ACボジョレーの区画から各種 ワインを生産する「シャトー カンボン」。
【生産ワイン】
シャトー カンボン ロゼ 、ボジョレー・シャトー カンボン 、ル・ カンボン ボジョレー

 

ブルゴーニュの最南部に位置するボージョレは、花崗岩と片岩の入り混じった土壌に覆われています。この土壌は一般にブドウ栽培には厳しく、唯一、ガメイ Gamay という赤ワイン用品種だけが適しています。この品種から生まれるワインは、フレッシュかつフルーティで、各生産者は、マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)と呼ばれる醸造法を用いて、その魅力を最大限に引き出します。


写真提供:ミレジム

マルセル・ラピエール Marcel Lapierre は、ボージョレの傑出した生産者であると同時に有機農法ワインの生産者でもあります。最近になって、有機農法を標榜する生産者はかなり増えましたが、彼はまさにその草分けです。除草剤も使いません。除草剤を使うと、草だけでなく、その畑に生息している酵母菌も死んでしまいます。使わなければ、酵母菌は生きてブドウに付着し、アルコール発酵を促します。一般に、ワイン生産者は、自分の好みの酵母(培養酵母)を使います。使い慣れた酵母であれば、発酵のプロセスを熟知しているので管理がしやすいからです。しかし、土着の酵母(天然酵母)となるとそうはいきません。畑には何種類もの酵母が生息しているので、年によって優勢となる種類が異なるのです。ある酵母の発酵のプロセスを理解したとしても、次の年にも同じものが付着し、経験を応用できるとは限りません。ラピエールは、そうした困難なワインづくりを実践しているわけです。毎年毎年、どんな種類の酵母が付着しているかわからないブドウを発酵させるわけですから、そのプロセスを丹念に監視しつつ、アルコール発酵を進めるという大変な作業です。培養酵母は無臭ですが、天然酵母を使ったワインは、抜栓した瞬間、独特の臭いが立ち昇ります。 しかし、この独特な臭いは、スワリングして数分も経つと消えてしまいます。逆に言えば、抜栓した瞬間にこの臭いが立ち昇れば、それは天然酵母を使ったワインの証といえる訳です。 
(インポーターのリリースシートより)


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