産地　：　ボルドー、サンテミリオン地区AC、
格付け ： プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ（第一特別級）
生産者　：　カスティージャ家、シャトー・トロット・ヴィーユ
品種　：　メルロ、カベルネソーヴィニォン
アルコール度　：　１２．５
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。フルボディ

サンテミリオン地区で常に高い評価を得ているシャトー。上品で複雑なブーケを持った、力強く濃厚なワインです。タンニンの質が高く、しっかりとした骨格の充実した味わいが、飲み頃ですが今後のさらなる熟成を期待させてくれます。

シャトー トロット ヴィエイユ(小走りに走る老婆 )と呼ばれるこのシャトー名は、数百年前にこの館に住んでいた老婆に由来します。
現オーナーのフィリップ・カステジャ氏の祖父、マルセル・ボリー氏が1949年にこのシャトーを購入し、現在まで受け継がれてきました。1985年以前のトロット・ヴィエーユは、それほど評価されていなかったようですが、フィリップ・カステジャ氏が新樽を上手く使うようになってから密度の高いプルミエ・クリュらしいワインになりました。

以下『ボルドー　第4版（ロバート・パーカー著）』から抜粋
「このシャトーのワインの目覚ましい品質向上は、おおむねフリィップ・カステジャの手腕によるものだ。厳しい選別、新樽の増加、そして遅い収穫の決定とマセレーションを長くしたことが、相当の深遠なワインに結実し、いまやこのアペラシオンの最上のワインに挑むレベルにまできている。」