WineList 【 F-57D54 】
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90年代になり人気のいわゆる「ボルドー右岸」、ポムロール地区のワイン。この地区最古のシャトーの一つと言われるドメーヌ・ド・レグリースも他のこの地区のワイン同様、メルロを主体としたもので、メドックなどと比べ、柔らかなタンニンが特徴です。 豊かなコクとまろやかな口当たり。複雑できれいなブーケを持ち、洗練されたワイン。 | |
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このブドウ園は教会の鐘楼の傍にあります。ポムロールでは最古(1589年)のブドウ園で、1793年に教会の所有地であったのが売却され、長い間一家族が所有していましたが、1973年にカステジャ家がオーナーとなりました。 「長いことぱっとしないポムロールだったが(1990年以前のヴィンテージを買う時はご注意)、ドメーヌ・ド・レグリーズは1990年代から目に見えてよくなった。アペラシオンで最も豪勢でリッチなワインだとは言えないが、魅惑的で、心地よくやわらかい果実味といくらかのエレガンスを見せるワインであることは疑いの余地がない。私は、ここのワインは、テロワールの潜在能力が十分に生かされれば、もっとよくなるだろうと思っている。所有者のフィリップ・カステジャはこのシャトーのワインを向上させ続けている(とりわけ、1995年以降の進歩は目覚ましい)。」(『ボルドー 第4版 ロバート・パーカー著』から抜粋 |