| 〜大岡弘武氏プロフィール〜1974年 東京生まれ
 1997年 明治大学理工学部工業化学科卒業後、渡仏。
 ボルドー大学第2大学・醸造学部で2年学ぶ。
 その後、BTS
                     Viticulture-Oenologie(醸造栽培上級技術者)の
 国家資格を取得後、ドメーヌ ジャン ルイ グリッパ(ギガル社
 傘下)で栽培責任者として働く。
 2003年 1月からティエリー・アルマンにて栽培長として栽培・醸造に従事
 しつつ、自分の畑でも働く。
    アルマン氏の畑で(左)、 アルマン氏と(右)
 イメージはインポーターのリリースシートより借用
 「自分でワインを作るようになって考え方も変わってきました。ボルドー大学の研究室では、欠点のあるワインは、たとえば香りにそれが出ているだけでハネてしまう。しかし、現実的には欠点があっても美味しいワインはいくらでもあるんです。ワインの欠点とは、極端な香りや味になり、ワインの個性を隠す要素です。しかし、完璧に清潔で欠点のないワインというものが美味しいワインというわけではない。欠点のないワインを造るために行う様々な方法が行き過ぎてしまうと、どこで作ったのかがわからない個性の乏しいものになってしまう。そういうことも、むしろワインの欠点ではないかと考えるようになりました。」( Invitation No.10 2003年12月号 P116
                     より抜粋 )
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