グリーンのヒントを含む、澄んだ淡い黄色。良質な壮麗さがある。トーストしたパン、新鮮なアーモンドのアロマとバターのヒントがある。フィネスが豊富にあり、優雅で、白い花とミネラル香が感じられる。非常に良質で、凝縮感と濃縮感があり、パワフル、そして美しい複雑みがある。熟し、酸味がある。
*評価:『デカンター・ワールド・ワイン・アワード2024年』
2020年ヴィンテージのプイィ・フュイッセに22のプルミエ・クリュが登場したことは、このマコネーのアペラシオンにとって重要な出来事であり、2022年ヴィンテージのこのワインは、我々のベスト・イン・ショー・セレクションに初めて選出された。もちろん畑自体は何世紀にもわたってそこにあり、アロマ、風味、重量感という点では何も変わっていない。すなわちプイィ・フュイッセは常に、ブルゴーニュの白ワインの中で最も豊かな輪郭を持つワインのひとつであり、それは今も変わらない。プルミエ・クリュは、個々の区画にスポットライトを当てる機会である。この淡いゴールドのワインのグラスからは、豊かさ、暖かさ、心地よさが歌い出される。口いっぱいに広がり、十分に明瞭で、ナッツ、草、麦わら、叩いたヘーゼルやアーモンドなど、夏らしい豊かさがある。このユニークで愛され続けているアペラシオンの、永続的で魅力的なヴィンテージを代表するワインである。