WineList 【 F-525 】

ボージョレの名手、有機農法の先駆者
マルセル・ラピエールのロゼ!

 

シャトー・カンボンで一番早く売り切れてしまうのがロゼなのだそうです。
昔は結構たくさんの量を造っていたのですが、最近は生産量が減ってしまい、更に入手困難に!
ここ2年間はインポーターは入手できず、今年2020年にやっと240本入港となりました。


 


無農薬・有機栽培

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マルセル・ラピエール
シャトー・カンボン ロゼ
ボジョレ

Marcel Lapierre
2019 Chateau Cambon Rose
Beaujolais AC


産地 : フランス、ブルゴーニュ
アペラシオン : ボジョレ・ロゼ
生産者 : マルセル・ラピエール(シャトー・カンボン)
ブドウ品種 : ガメィ
樹齢 : 50年
収獲 : 10月初旬に手摘み
醸造 : 全房でマセラシオン・カルボニック。エナメルタンクで2日間マセラシオン。2日目には果皮を抜き、SO2も使わず野生酵母だけで1ヶ月アルコール醗酵。バトナージュもせず、5ヶ月間熟成し、荒いフィルターをかけてボトリング。
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
タイプ : ロゼワイン。 やさしい辛口

白ワインのような軽やかさ。爽やかです。少し冷やしめで美味しい。

 ボジョレ、ボジョレ・ヴィラージュと同じように自然栽培に基づいて、収穫は手摘み、自然醸造されます。シャトー・カンボン・ボジョレの発酵期間を短くし、ロゼとしての色合いが付いた頃、ワインを発酵タンクから抜き取る、所謂「セニエ」という方法で造られます。その可愛らしい色合いとフレッシュな味わいで、アペリティフとしても最適です。

 

ブルゴーニュの最南部に位置するボージョレは、花崗岩と片岩の入り混じった土壌に覆われています。この土壌は一般にブドウ栽培には厳しく、唯一、ガメイ Gamay という赤ワイン用品種だけが適しています。この品種から生まれるワインは、フレッシュかつフルーティで、各生産者は、マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)と呼ばれる醸造法を用いて、その魅力を最大限に引き出します。


写真提供:ミレジム

マルセル・ラピエール Marcel Lapierre は、ボージョレの傑出した生産者であると同時に有機農法ワインの生産者でもあります。最近になって、有機農法を標榜する生産者はかなり増えましたが、彼はまさにその草分けです。除草剤も使いません。除草剤を使うと、草だけでなく、その畑に生息している酵母菌も死んでしまいます。使わなければ、酵母菌は生きてブドウに付着し、アルコール発酵を促します。一般に、ワイン生産者は、自分の好みの酵母(培養酵母)を使います。使い慣れた酵母であれば、発酵のプロセスを熟知しているので管理がしやすいからです。しかし、土着の酵母(天然酵母)となるとそうはいきません。畑には何種類もの酵母が生息しているので、年によって優勢となる種類が異なるのです。ある酵母の発酵のプロセスを理解したとしても、次の年にも同じものが付着し、経験を応用できるとは限りません。ラピエールは、そうした困難なワインづくりを実践しているわけです。毎年毎年、どんな種類の酵母が付着しているかわからないブドウを発酵させるわけですから、そのプロセスを丹念に監視しつつ、アルコール発酵を進めるという大変な作業です。培養酵母は無臭ですが、天然酵母を使ったワインは、抜栓した瞬間、独特の臭いが立ち昇ります。 しかし、この独特な臭いは、スワリングして数分も経つと消えてしまいます。逆に言えば、抜栓した瞬間にこの臭いが立ち昇れば、それは天然酵母を使ったワインの証といえる訳です。 
(インポーターのリリースシートより)


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