WineList 【 F-524 】

ボージョレの名手、有機農法の先駆者
マルセル・ラピエールのワイン



無農薬・有機栽培

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マルセル・ラピエール
シャトー・カンボン
ボジョレ 赤

Marcel Lapierre
2004 Chateau Cambon
Beaujolais AC


産地 : フランス、ブルゴーニュ(ボジョレ地区)
生産者 : マルセル・ラピエール(シャトー・カンボン)
ブドウ品種 : ガメィ
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ライト〜ミディアムボディ
インポーター : ミレジム

自然栽培に基づいて、収穫は手摘み、自然醸造されます。
蝋の封印です。

■ 2004年のヴィンテージ・コメント ■
2004年のボージョレは、9月11日に収穫が始まり10月初めに完了しました。猛暑だった2003年とは異なり、ブドウはゆっくりと熟しました。 春には雨が不足し、開花時期にはとても乾燥した状態でした。 8月に水不足を解消する程度の雨量を得ましたが、9月の天候は乾燥しており、良質のブドウが収穫されました。

 

ブルゴーニュの最南部に位置するボージョレは、花崗岩と片岩の入り混じった土壌に覆われています。この土壌は一般にブドウ栽培には厳しく、唯一、ガメイ Gamay という赤ワイン用品種だけが適しています。この品種から生まれるワインは、フレッシュかつフルーティで、各生産者は、マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)と呼ばれる醸造法を用いて、その魅力を最大限に引き出します。


写真提供:ミレジム

マルセル・ラピエール Marcel Lapierre は、ボージョレの傑出した生産者であると同時に有機農法ワインの生産者でもあります。最近になって、有機農法を標榜する生産者はかなり増えましたが、彼はまさにその草分けです。除草剤も使いません。除草剤を使うと、草だけでなく、その畑に生息している酵母菌も死んでしまいます。使わなければ、酵母菌は生きてブドウに付着し、アルコール発酵を促します。一般に、ワイン生産者は、自分の好みの酵母(培養酵母)を使います。使い慣れた酵母であれば、発酵のプロセスを熟知しているので管理がしやすいからです。しかし、土着の酵母(天然酵母)となるとそうはいきません。畑には何種類もの酵母が生息しているので、年によって優勢となる種類が異なるのです。ある酵母の発酵のプロセスを理解したとしても、次の年にも同じものが付着し、経験を応用できるとは限りません。ラピエールは、そうした困難なワインづくりを実践しているわけです。毎年毎年、どんな種類の酵母が付着しているかわからないブドウを発酵させるわけですから、そのプロセスを丹念に監視しつつ、アルコール発酵を進めるという大変な作業です。培養酵母は無臭ですが、天然酵母を使ったワインは、抜栓した瞬間、独特の臭いが立ち昇ります。 しかし、この独特な臭いは、スワリングして数分も経つと消えてしまいます。逆に言えば、抜栓した瞬間にこの臭いが立ち昇れば、それは天然酵母を使ったワインの証といえる訳です。 
(インポーターのリリースシートより)


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