WineList 【 F-5015 】


完璧なまでにビオデナミを追求したワイン


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ドミニク・デラン
ブルゴーニュ、アリゴテ 白 

Dominique Derain
2003 Bourgogne Aligote A.C

産地 : フランス、ブルゴーニュ・アリゴテAC
生産者 : ドメーヌ・ドミニク・デラン
品  種 : アリゴテ100%。
平均樹齢 : 35〜50年
アルコール度 : 12.5度
植樹密度 : 
単位収穫量 : 
収穫方法 : 手摘み後、果実が潰れないようにプラステイック・ケースで運搬。
醸 造 : 除梗は一切せずに直ちに圧搾する。
スキンコンタクト  : なし。
デブルバージュ :外気温で自然に澱下げ実施。
醗酵槽   : ブルゴーニュ樽228L。新樽なし。
酵 母   : 土着の天然酵母で発酵。
醗酵温度  : 温度調節なし、外気温そのまま(15〜18℃)。
醗  酵  : 約 15日〜8ヶ月間と年により違う。ただ自然に任せる。
熟成方法  :約11ヶ月。期間中、バトナージュを週に1回実施。
清澄・ろ過 :一切せずにビン詰め。
<インポーターワインコメント>
2003らしい?濃厚な果実味には驚きです。
常識はずれの長熟アリゴテも、2003はすぐに楽しめる味に仕上がっています。

 

 
<生産者紹介>
所有者:
ドミニク・ドゥラン氏と妻のカトリーヌさん。ドメーヌの所在地であるサントーバンは、シャサーニュ・モンラッシェの区画から山あいに斜面を登っていったところの生産地で、シャサーニュと土壌の特性が似通ったところがある。
1987年に2人が購入し、1990年からワインをリリースしている。
主な区画は、ドミニクさんが購入した畑のもので、100年以上も前から昔ながらの農業を続ける。化学物質を一切使わずぶどう栽培をしてきた見事な区画。また、購入後、2人で植樹した区画も、素晴らしいぶどうを実らせるようになった。山中にあるAOCサントーバンの畑に立つと、南東〜南向きの急斜面で、なるほどと頷いてしまうほどの優れた立地条件を備える。
ビオディナミ栽培:
畑の手入れは、「ビオディナミ」で認められた物質だけを使って栽培しており、正真証明の自然派ワインを造っている。(ビオディナミで使う物質に付いては次の<栽培>のところで紹介)ドミニクさんは「ワイン造りで大事なことは、「テロワール」の特徴をそのままワインに表現するよう、発酵も自然に沿って行っている。「自然」そして「テロワール」のポテンシャルをじっくりと観察し、自然が語りかける事に耳を傾けること」だと語る。
ビオディナミを考えた醸造: 
ワィン造りの特徴として、収穫時、発酵〜熟成期間中は亜硫酸を添加しない。ぶどうが本来持つ繊細な風味を発酵中に失わないようにする為だ。この「テロワールの風味」をより多く引き出そうとビオディナミ農法をしているのだ。亜硫酸無しで発酵させるには、腐敗果が無い健全なぶどう、小粒で皮がしっかりしたバランスの優れたぶどうが必要不可欠で、畑に大変な労力を注ぎ込まなければならない。
(醸造・熟成のポイント)
*白ワインは補糖一切無し、赤もほとんどしない。
*勿論、天然酵母だけを使って醸造。
*ろ過もなし。

超自然派のこのドメーヌは、しっかりしたボディーとミネラルなスタイルのサントーバン1erクリュ"アン・ルミイ"、奥行きのあるACブルゴーニュ・ルージュのほか、スタイリッシュでエレガントなポマールなどを造っている。

 
<栽 培>
ぶどう栽培総面積:5.4ha。
モンラッシェの周辺に位置する数ヶ所の区画は、南東〜南西向きの立地条件。サントーバン地区の土壌は、シャサーニュ・モンラッシェから続く大理石状の地質や、石灰質+砂利など変化に富んでおリ、コート・ド・ボーヌやニュイ・サン・ジョルジュに見られる特性も備える。
化学肥料を使わず、収穫量は、AOC上では54hl/ha許可されているが、このドメーヌでは平均35hl/haまでグッと抑えている。収穫量を抑える為、短く刈りこんだ剪定をして1株あたり8芽前後に止める。

ビオディナミに則る作業:
@病気や害虫に対して使われる主な物質(抜粋)。
 鉱物:水晶、玄武岩、ケイセキ
 植物:カミツレ草、ノコギリ草、イラクサ、カシワ木、タンポポ、カノコ草
A施肥については、ビオディナミでミクロ・コンポストと呼ぶ有機肥料を使う。
 牛糞から作った堆肥240gを30Lの水に溶き、秋から冬に施肥する。
B冬の剪定は、惑星のリズムに則って時期を選んで実施。

 
その他、土が固くなって地中の通気性が下がらないよう、良好な活性化を考えて、トラクターは使わず馬で耕して除草している。

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