WineList 【 F-4859 】

ポスト フィリップ パカレ! ポスト プリューレ ロック!!
2010年ブルゴーニュ自然派にニュースター誕生

 

日本のワインシーンではもっとも話題にのぼる産地、ブルゴーニュ。
素晴らしいテロワールの数々、素晴らしい造り手たち、高い評価に高いお値段…

当然ながら新規就農の造り手にはハードルが高く、既存の生産者が切磋琢磨するなかで、なかなか若く有望な造り手が登場するには厳しい環境です。

そんなブルゴーニュに超ド級におすすめで将来性たっぷりの大型新人が現れました!と言ったら信頼してもらえるでしょうか!?
それが現れてしまったんです。

彼の名前は、ヤン ドゥリュー。

2010年ヴィンテージでデビューを果たし、あっという間にパリのカヴィストやソムリエたちの話題をさらった!
ポスト フィリップ パカレ!!
ポスト プリューレ ロック!!!
間違いなしのブルゴーニュ自然派ワインのニュースターです!

 


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ヤン・ドゥリュー
2010 ブラック ピノ
オート・コート・ド・ニュイ 赤

Yann Durieux
2010 Black Pinot
Hautes Cotes de Nuits Rouge A.C


産地 : フランス、ブルゴーニュ、オート・コート・ド・ニュイ地区
オート・コート・ド・ニュイAC
生産者 : ヤン・ドゥリュー
品  種 : ピノ・ノワール 100%
収穫量 : 25hl/ha以下(実際は8hl/haと超低収量)
収穫方法 : 手摘み
醸造 : 天然の自然酵母使用。新樽は使用せず、SO2も添加せず、ノン・フィルター。
アルコール度 : 
11%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ミディアムボディ
 ビオデナミ

 

 
 

  ヤン・ドゥリュー 生産者紹介

ン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サンジョルジュとアロースコルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン作りに取り組む才能溢れた若きヴィニュロンです。
2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。
ジュアリンギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られるアンリフレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレロックで2008年から栽培を担当しています。
彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレロックでの仕事を続けていて、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。

ンドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。
「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも誰も挑戦していないが素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ドニュイという地域でした。オートコートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。
その秘密はやはり栽培にありました。ロックで栽培を担当しているだけあって自然なアプローチでの栽培に習熟しており、さらには古き先達の話をよく聞き、実際の経験とも融合させて独自の栽培哲学を備えています。その実践の場が自身の畑です。
収穫量を徹底的に抑える(最低でも25hl/haを超えないようにする)こと、丁寧にブドウが熟すように収穫を遅くすること、遅い収穫時期であっても過熟にならないように剪定の時期をギリギリまで遅らせブドウの生育サクルを導くことなど、プリューレロックにおいてでさえリスクを考えて避ける方法であってもヤンドゥリューは挑戦します。
つまりロックのグランクリュ畑で行われる仕事と同レベル、いやそれ以上にリスクを取った栽培をオートコート ド ニュイのピノノワールやシャルドネ、アリゴテで実践しているのです。

ブルゴーニュというともすれば保守的になりがちな土地で、ここまでリスクをとって覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤンドゥリュー。その結果はボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。
「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、非常に端正で美しさのある味わいとなっており、不安定さとは無縁です。
ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。
そのワインから感じる「明るさ」が造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、実際ヤンドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気です(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)。

彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいると言います。
ヤンドゥリューのワインの特徴は味わいだけではありません。メインラベルにはアペラシオンなどの記載がなく、パンクやロック、ヘビーメタル、クラブミュージックを思わせるような斬新なデザインのエチケットを採用している点です。
これはオート コート ド ニュイやブルゴーニュアリゴテといったアペラシオンが格下であるといったイメージや先入観を持って飲むのではなく、真っ白な心で飲んで中身の実力で評価してほしいという彼からのメッセージであり、挑戦でもあります。

これはまさに、あのボジョレーの鬼才、フィリップジャンボンにも通じるロックな魂以外の何物でもありません。と同時にエチケットのデザインがロックやクラブといった音楽系なのもヤンドゥリュー自身が大の音楽好きであり、かつてDJ活動も行なっていたということが影響しています。
正面のエチケットはダフトパンクかブラックサバスかという風情ですし、アペラシオンの表記のあるバックラベル(特にフォント!)はドイツのテクノイベントのポスターのようです。
思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤンドゥリュー!新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。

   F-4858 ヤン・ドゥリュー、ラブ & ピフ

   F-4859 ヤン・ドゥリュー、ブラック ピノ


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