Wine List 【 F-3848 】

果実味が濃く、樽からくるコーヒーの焙煎香や
カカオがリッチに香ります。
価格を超えた美味しさ

 

 


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シャトー、ピエライユ
ボルドー・シューペリュール 赤

Chateau Pierrail 2017
Bordeaux Superieur A.C

産国

フランス、ボルドー地方、サント・フォア・ボルドー地区

産地呼称・格付

A.O.C.ボルドーシュペリュール

生産者

Ch.ピエライユ元詰め(ドモンショー家)

オーナー兼醸造家

オーレリアン・ドモンショー氏

品種

メルロ 80%、カベルネソーヴィニォン 20%

醸造

ステンレスタンク醗酵、樽熟成12ヶ月(新樽33% 225L)

アルコール度

14.5%

容量

750ml

生産量

約190,000本

タイプ

赤ワイン、フルボディ

サービス

15℃〜18℃/now 〜 2025

2017Vnt 評価

ボルドーワインコンクール 2019: 金賞

参考:
2016Vnt 評価

ロサンゼルス IWC 2019: 金賞
ボルドー・ワインコンクール 2018: 金賞
コンクール・デ・ヴィニュロン・インディペンダンツ 2018: 金賞
ヴィナリ・ナシオナル 2018: グランプリ・デクセランス
ギド・アシェット 2018」 : 2ツ星 & クー・ド・クール

よく熟したプラム、ブルーベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、ナッティーな風味、カカオ・チョコレート、燻し香、木質香、胡椒などのスパイス香などが複雜に豊かに香ります。口の中に凝縮感のあるよく熟した印象の濃い果実味が広がります。アルコールをやや強めに感じ、ボリュームがあり、旨味豊かに広がりますが、程よい酸を備え、しっかりとしたを感じます。タンニンは強く、収縮感はあるものの、あくまでもシルキーで柔らかいイメージです。余韻は長く、膨らみがあり、たっぷりな果実の旨味が後味に長く残る印象です。豊潤な香りに包まれ、完熟した旨みたっぷりの果実味がストレートに膨らむ印象のモダンボルドーですが、凝縮感があり、複雜味も備え、力強い1本です。ヴンテージは若いですが今飲んで美味しく楽しめます。

 

 

シャトー・ピエライユがあるのはアントル・ドゥ・メールの東、マルグロンという村です。
由緒あるセギュール家によってシャトーが建設されたのは17世紀と、非常に長い歴史を持っています。その後ブライアンソン伯爵が長い期間所有し、1970年に現オーナーであるドゥモンショー家がこのシャトーを買い取ります。彼らによって古い醸造所は取り壊され、近代的な醸造施設が新たに建てられました。
全部で250ヘクタールという広大な敷地を所有するシャトー・ピエライユですが、実はその大半がフランス式の庭園や杉林、池によって占められており、ブドウの生育に適したわずか75ヘクタールの土地がブドウ畑となっています。
シャトー・ピエライユが持つ畑のほとんどが、南東向きの石灰質土壌の畑です。午前中の日照を確保でき、また大変水はけがよい畑です。畑では収量制限(グリーン・ハーベスト)を行い、高い品質と凝縮度を持った果実が生まれます。また最良の完熟度で収穫するために、一斉に収穫するのではなく区画ごとに収穫を行います。
彼らのモットーは、白赤ともに「最高の味わいのバランス」を求めることです。白については果実味と酸味とのバランス、赤については完熟度と樽由来のフレーバーとのバランスに優れた、飲み心地の良いワインを造ることを目指しています。そのために、区画ごとの土壌・地形の特性を入念に調べ、それぞれの区画に適したと思われる品種を植樹するようにしています。
長い歴史を持ったワイナリーでありながら、品質の追求のためのリノベーションには非常に積極的なのがシャトー・ピエライユの特徴といえます。1970年にシャトーを購入したのち、ドゥモンショー家は古い醸造所を取り壊し、自分たちのスタイルに合った、新しい醸造施設を建造します。区画ごとにワイン醸造を行うために、それぞれの区画の収量に合わせたサイズの、温度調節機能付きの発酵用タンクを設置しました。また熟成用のオーク樽が並ぶセラーは、シャトーのすぐ横にあります。畑、醸造、熟成という流れがスムーズに行われることで、ワインの鮮度が損なわれないワイン造りを行うことができています。


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