TANAKA−YA【 WineList F-3581 】

クロ・バステの長男
L'=Esprit de Baste
〜 若いうちから楽しめるエレガントな骨組みの
ドメーヌのスタンダード・マディラン 〜


 

 

 


 

 ドメーヌ クロ・バステ
レスプリ・ド・バステ マディラン・赤

Domaine Clos Baste
L'Esprit Baste 2012
Madiran.A.C


産地 :フランス (南西地方)
等級 : AC マディラン
生産者 : ドメーヌ・クロ・バステ(フィリップ・ミュール氏)
品種タナ 75%、カベルネフラン25%
醸造 : 手摘みで収穫したブドウを完全に除梗。その後、1〜2日間の低温マセレーションを施してから、容量40ヘクトリットの幅広の発酵漕でアルコール発酵を実施。発酵と果皮浸漬は約4週間。この間に1日2〜3回のデレスタージュと1日1〜2回の櫂入れを施す。その後、容量400リットルのオークの樽(新樽は用いない)に移し、マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成期間は10〜12ヶ月間。無清澄で、ごく軽く濾過をして瓶詰め。
アルコール度数 : 13.5%
飲用温度 : 15〜17℃
容量 : 750ml
年間平均生産本数 : 17,800本。
タイプ : 赤ワイン。 黒く濃いフルボディ
: ビオデナミカリテ・フランスによる有機認証

レッド・フルーツとブラック・フルーツがとても良く調和した香りにスパイスのノートが感じられる。力強くストラクチャーのある味わい。タンニンは豊かでバランスが取れていて、余韻も長い。

 

 

クロ・バステは、ボルドー大学で醸造学を修めた後、マディランの名門ドメーヌ「ピエール・ラプラス」の醸造長を務めていたフィリップ・ミュール氏によって1998年に創設された新鋭ドメーヌです。畑も醸造所もなく、全くのゼロからスタートしたドメーヌですが、引退したマディランの造り手達の小さな区画を少しずつ買い足して栽培面積を広げていきました。
ドメーヌでは異なる形態の植物の栽培や月齢カレンダーの採用、ブドウと土壌における生命力学の一般的な哲学など、ピエール・ラプラスにおいて実践で習得したビオディナミを導入して、テロワールと環境を遵守した自然なワイン造りを行っています。2011ヴィンテージからAB(カリテ・フランス)による有機認証を受けています。

当初は全くの無名でしたが、数々のワイン専門誌に取り上げられて高い評価を受け、今や≪21世紀のマディランの旗手≫として南西を代表する新世紀ドメーヌに成長しました。最近では、ドメーヌのキュヴェがデカンター誌の「Top 50 Wines of the year 2013」に選出フランス全土の2013ヴィンテージのワインを特集したRVF誌の2014年6月号でも、南西地方の「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、クロ・バステは、今や≪21世紀のマディランの旗手≫として南西を代表する新世紀ドメーヌへと成長しました。

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