Wine List 【 F-345 】

≪ワイナート29号 フランスワイン2006≫
十大産地の基本、二十本を選ぶ

フランスのワインを十ヶ所(シャンパーニュ、アルザス、ブルゴーニュ、ロワール、ジュラ・サヴォワ、ボルドー、シュッド・ウエスト、ローヌ、プロヴァンス、コルシカ、ラングドック・ルーション)に大別。その十大産地の中から各産地2本を選出!

ローヌから選ばれた
2本のワイン

1本はこの
エマニュエル・ダルノー

 les Trois Chenes

デキャンター誌の表紙に登場
2010年2月号
Great Buys : Bordeaux,Burgundy&Rhone

デキャンタ誌がグレート・バイということでエマニュエル・ダルノーを選びました!


エマニュエル・ダルノー
クロズ・エルミタージュ “レ・トロワ・シェーヌ”

Emmanuel Darnaud
2005 Crozet Hermitage "les Trois Chenes "

産地 : フランス、コート・デュ・ローヌ北部
クロズ・エルミタージュAC
生産者 : エマニュエル・ダルノー 
品種 : シラー
土壌 : 沖積層、表土は大きな丸石に覆われている
醸造 : 上部開放型コンクリートタンク。熟成に使われる樽は新樽20%、1年樽20%、2年樽20%、3年樽20%、4年樽20%の割合
アルコール度 :  13.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ

ブラックベリーやカシスなどの果実味が柔らかさをもち、スパイス、胡椒、ローストしたコーヒーやバニラなど入り組んだようにその変化が楽しめる。非常に濃縮されており、長い間口の中にとどまっているような印象。タンニンもまろやかな滑らか。今注目を集める生産者がしっかりと造り上げたワイン。
ビッグ・ヴィンテージの2005。素晴しいの一言。

 

畑は、クローズ・エルミタージュ最南端、ローヌ川とイゼール川の合流地点に堆積した土砂が形成した、テラス・デ・シャシスという三角形の台地の上にある。土壌構成要素は、砂や砂利の他に、北ローヌの南部になると出現する石灰石。ダルノーは2000年に畑を初めて購入した若手生産者であり、この地区で最も注目すべき存在。清々しいラベンダー的な香りと磨かれた味わいは高価格品に匹敵し、優れたシラーならではの魅力だ。

叔父が醸造家でもあり、父親はカーヴ・コーペラティブにバレルワインを売るという家に育ったエマニュエル・ダルノー。父親の元でワイン造りに出会い、BTS(Brevet de Technicien Superier)と言われる農業における上級技術者免状を取得、エルミタージュのBernard Faurieで4年間経験を積みました。そこでの経験を生かし2000年に1.5ヘクタールの畑を購入。偉大なるミクロクリマの恩恵を受ける優れた畑に、若きエマニュエル・ダルノーの才能が加わり、初ヴィンテージの2001年から早くも、クロズ・エルミタージュ、エルミタージュを比較試飲しても、郡を抜く輝きを放ち、一躍注目を集めています。

日本でワイナートで取り上げられ、一躍脚光を集め始めたわけですが、フランスでも
≪RVF誌≫では
『27歳のこのヴィニュロンの歴史は月並みなものではない』と紹介!4ツ星獲得!
≪Gautmillau ゴーミョー誌≫で
2004・2006年ゴーミョー掲載!2004年度版ではク・ド・クール獲得!
など、この新人を大注目しています。

 


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