Chateau Clos D'Estournel
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ボルドー、サン・ステーフ村、グラン・クリュ2級
ラヴェルのパゴタ風のシャトーが特徴的です。かってボルドーからインドに向けて船摘みされたコス・デス・トゥーネルは、数ヶ月後何かの事情でそのまま積み出しのボルドーの港に戻ってきた。赤道を越え長い間船でゆられたワインです。荷主は腐敗しているものとガッカリしながら、戻ってきたワインをテースティングしたところ、すばらしい香りでまろやかな口あたりになっていたという。船のラッキングと温度がこのワインに良い熟成をもたらしてくれたのです。以来コス・デス・トゥーネルには「インド帰りのワイン」ともてはやされたと言われる。
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