Ch.ディケムをも圧倒する甘口の名手
ジョルジュ・ブルネが造るヴーブレィのムスー

ドメーヌ、ジョルジュ・ブルネ
ヴーブレィ・ブリュット
ヴーブレィ・メソッド・トラデショネル

Domaine Georges Brunet
2001 Voubray Burut
Voubray Methode Traditionnelle A.C

産地　：　フランス　(ロワール)、トゥレーヌ地区
等級　：　ヴーブレィ・メソッド・トラデショネルA.C
品種　：　シェナン・ブラン（ピノ・ド・ラ・ロワール）１００％
栽培　：　有機栽培
収穫方法　：　手摘み（Vandanges Manuelles）
製造方法　：　瓶内二次発酵、SO2の添加は極少量
アルコール度数　：　１２．０％
飲用温度　：　８〜１０℃

洋なしのコンフォートや焼いたリンゴなど濃厚な果実。かすかにパンのイーストの香り。味わいは素直に果実味を楽しめ濃厚。ちょっぴりナッティさをも感じさせてくれ、やや甘味があります。アフターに爽やかな酸がキリリと効いて、飲み飽きせず、アペリティフからメイン、デザートまで食事を通して楽しめそうです。（2004/04/23ワイン東京）

構成する土壌がここより少し上流のプィーイ・フュメと同じシレックス土壌ですので、味わいはシュナン・ブランの濃厚な飲み応えの中に鉱物的な香りとミネラル感を感じてほしいとインポーターのコメントでした。

一般にヴーブレィのスパークリングは「AOCクレマン・ド・ヴーブレィ」や「AOCクレマン・ムスー」と表記されるのですが、この表記では醸造方法についての制限がありません（炭酸ガス注入方式でもこの表記になる）。このため、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方法によって造られるこのヴーブレィのスパークリングは、あえてラベルに「AOCヴーブレィ・メソッド・トラデショネル」と表記されています。

　

ヴーブレィ、Coqutte谷に面するシレックス（火打ち石）土質の多い地区に１３ヘクタールの土地を所有し、今も変わらぬ高品質なヴーブレィのスパークリングを生産しているドメーヌ・ジョルジュ・ブルネは現在の当主ニコラスで９代目。この現当主になってからの1994年には、ブリュッセルワインコンクールの甘口部門で、あのシャトー・ディケムを押さえ、見事金賞を受賞したほどの実力です。毎年のようにギッドアシェットにも掲載され、「常に品質向上のための情報収集や試みに努めるドメーヌ」と、その生産姿勢を高く評価されています。（インポーターリリースシートより）