産地 ： コート・デュ・ローヌ地方南部、コート・デュ・ローヌAC
生産者 ： Ｄｍ．ル・プラン
オーナー　：　ダーク・フェルメルシェ氏
ワインメーカー　：　アン・フェルメルシェ（ダーク氏の娘さん）
エノロジスト　：　トーマス・キル
ブドウ品種 ： グルナッシュ、シラー、カリニャン
樹齢　：　約４０年
単位収穫量 ：　４０〜８０hl／ha
発酵　：　伝統的な大樽で発酵
アルコール度 ： １３．０％　
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。　ミディアムボディ
エコセール＆デメテール認定

淡いガーネット色。煮詰めたチェリーやカシスなど、またスパイシーで火薬のような香りもあります。アタックは柔らかいですがしっかりとしたタンニンを感じることもできます。優しさの中にも強さを兼ね備えている印象があります。　

200年以上にわたり続いた南ローヌにある農家を、フランダースのベルギー人ダーク・フェルメルシュ氏が、2000年に取得し出来た家族経営のドメーヌ。もともと彼は衣料品店を所有する傍ら、ボルボやマセラッティのデーラーも持ち、1973年からレーシングドライバーとして活躍していた経歴の持ち主で、未だ彼のニックネームであった『ミスター100％』はモータースポーツ界では語り続けられています。

ル・プランは5ヘクタールの砂交じりの粘土石灰質に植えられた古木のカリニャンとシャトーヌフ・デュ・パプなどで有名な『ガレ・ルーレ(丸い大きな石）』のグルナッシュとシラーの畑を所有しています。
ドライバーであったベルメルシュ氏は独学でワイン造りを学び、彼の娘アンがオランジュにある醸造学校を卒業しワインメーカーとして参加し、他に二人のエノロゴにアドバイスを受けています。初ヴィンテージは2001年。2002年からビオディナミを実践。しかしながら2002年はヴィンテージがよくないとのことで2年目のヴィンテージながら、上級キュベＧＴシリーズは生産しないというこだわりを持っています。すでにいくつかの国際的なコンクールで賞をいくつも受賞し、また2007年のガイド・アシェット誌でク・ド・クールを獲得するなど早くも高い評価を得ている。

　　　

　ドメーヌ　ル・プランのワイン