コラン・ギョームについて、アンリ=グザヴィエ・ギョームからのコメント
『我々はドン・ペリニヨン、クリュッグ、ボランジェ、テタンジェ、ベレッシュ、ルイ・ロデレールなどに苗木供給をしており、シャンパーニュ・メーカーにはコラン・ギョームの区画で育つピノ・ノワールの穂木でも特にバラ房(葡萄の粒の付き方がまばらで風通しが良い為、病気になり難い特徴をもつ:右写真)のセレクションを使用しています。
コラン・ギョームの区画をシャンパーニュ用ピノ・ノワールの母樹の畑に選ぶ理由は、葡萄樹が非常によく観察され手入れされている点です。事実、当主のディディエは様々な品種・セレクションについての観察眼が非常に鋭く、我々に更なる技術をもたらしてくれます。こうして私達は共にシャンパーニュの古代品種であるアルバンヌ、プティ・メリエの保存という重要な任務を進めているのです。
ディディエは自身でミニ醸造の実験や植物のウィルス試験を行い、その結果はペピニエール・ギョーム社の基準をクリアしています。中でもプティ・メリエの分析結果はフランス当局からの認定も受けているのです。』
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