Wine List 【 F-2854 】

フランス最高の評価誌「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」が
<僅か1年で格付けした>最新鋭ドメーヌ・シャンパーニュ!

Nathalie Falmet

 

天才女性醸造家が 手掛ける 4番目のキュヴェはロゼ!
<< 薔薇色の誘惑 >> という名のシャンパーニュ
カシスを思わせる鮮やかな色調
フレッシュで辛口
新鮮なイチゴを思わせる豊満な味わい

 

パリ大学で化学を,そしてランス大学で醸造学を修めたナタリーは現在44歳。女性でありながら75にも及ぶRMシャンパーニュの醸造コンサルタントを務め,2000年に家業のドメーヌを継承。
2009年秋に初めて自身のシャンパーニュをリリースした新進気鋭のレコルタン。醸造コンサルタントとしてシャンパーニュの本質を熟知したナタリーが手がけるシャンパーニュの特徴は,なんといってもピノ・ノワールを主体とする力強さと,「ヴィノジテ」と表現されるピノ独特の香味にある。しかし,ともするとピノ主体のシャンパーニュで失われがちなフレッシュ感がしっかりと残されていることが,この上なく素晴らしい。

 

“ワイン・ガイドのミシュラン”と形容されるフランス最高峰の格付けガイド,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』は極めて厳しい格付けで知られている。事実,今や世界的な名声を確立しているマルセル・ラピエールやピエール・パイヤールといったドメーヌでさえ,2011年版で初めて掲載されたのであるから驚きだ。
ところが,この『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』において,初めて手がけたワインのリリースからたった1年で格付けを果たした驚異の新鋭ドメーヌがある。それが,シャンパーニュのルーヴル・レ・ヴィーニュ村に本拠を置くナタリー・ファルメだ。
2010年12月にはアメリカにも上陸。3大評価誌すべてにおいて,いきなり90点以上の評価を獲得するという離れ業を成し遂げた。群雄割拠するシャンパーニュに彗星のように現れた<超新星レコルタン>です。

 


リュット・レゾネ

 

ナタリー・ファルメ
トンタション ローゼ ブリュット ロゼ

Nathalie Falmet
Tentation Rosee Brut, Rose


産地 : フランス、シャンパーニュ地方、ルーヴル・レ・ヴィーニュ村
生産者 : ナタリー・ファルメ
畑 : ル・ヴァル・コルネとル・ヴァル・ドロン
品種 : ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%
樹齢 : 45年
醸造 : セニエ法で醸し、マロラクティック発酵を行う。瓶内熟成24か月。
ドサージュ : 9g/L
アルコール度 : 12%
容量 : 750ml
生産量 : 2,000本
タイプ : シャンパーニュ・ロゼ、 辛口。
手摘みで収穫したブドウを温度管理機能付きのステンレス・タンクで低温(18-20度)で発酵させる。セニエ法で醸すため,果皮浸漬の途中で望ましい色がついた段階で液抜きをする。使用するブドウは,“ル・ヴァル・コルネ”の区画で栽培されたピノ・ノワールとピノ・ムニエ。ヴィンテージ表記はないが,2008年の収穫ブドウ100%で醸造したミレジメ物。瓶内熟成に移るまで8ヶ月熟成させ,この間にマロラクティック発酵を100%行う。その後,24ヶ月の瓶内熟成を行ってデゴルジュマン。門出のリキュールには,ドメーヌで収穫したブドウの糖分を添加する。ドザージュの量は,1リットル当たり9グラム。
赤ワインのような強烈な赤いローブ。力強い香りと味わい。イチゴや木イチゴ,スグリなどのレッド・フルーツや,グレナデン,シナモンを思わせるアロマを備えている。口中はフィネスに満ち溢れながらも,豊満でまろやか。フレッシュ感を備えた豊潤な心地よい余韻がある。
ロマンチックな雰囲気のアペリティフに完璧。あるいはレッド・フルーツのムースやイチゴを添えたショート・ケーキなどと。

 

 ★ ドメーヌの概要

 ドメーヌの畑の栽培面積は3.5ヘクタール。ル・ヴァル・コルネ/Le Val Cornetとル・ヴァル・ドロン/Le Val Dronの2つの単一区画を所有しており,ピノ・ノワールとピノ・ムニエが1.5ヘクタールずつ,シャルドネが1ヘクタール栽培されている。ブドウの平均樹齢は30-35年。ル・ヴァル・コルネとル・ヴァル・ドロンは隣り合わせのクリマで,どちらも標高は250メートル,南西向きの傾斜25度のなだらかな斜面にある。地質は粘土石灰質土壌で,植樹比率は1ヘクタールあたり9,000本。剪定方法は品種に応じて,シャブリ式,コルドン式,ヴァレ・ド・ラ・マルヌ式。

ブドウ栽培はリュット・レゾネの原則に則って実践。畑の耕運は年2回実施。ブドウ樹に虫がつかないように春に除草を行うため,下草は生やさない方針。施肥にはコンポストと果物の皮を使用している。夏に摘芯を行うが,グリーン・ハーヴェストや除葉は行わない。これは,シャンパーニュでは主流の「偉大な原酒ワインを造るための利点は低収量にはない」という考えに基づく。この点において,シャンパーニュはブルゴーニュなどのスティル・ワインの産地とは収量に対する観念が大きく異なる。また,ドメーヌのブドウ樹は古樹が多いため,ブドウ樹自身で収量が低く制限されるため,人為的な介入が不要ということも理由の1つ。

 

 醸造は,発酵温度を完璧に管理することによってテロワールに由来するあらゆる複雑さと官能的品質を保持することができるため,すべて温度管理機能付きのステンレス・タンクで行っている。ただし,ル・ヴァル・コルネのキュヴェにアッサンブラージュするピノ・ムニエのみは,例外的にバリックで醸造を行っている。ドメーヌが目指しているのは,上品でエレガントで女性的,そして,常に精彩さを持ち続けるシャンパーニュ。また,果実味の質とテロワールが失われないようなアッサンブラージュを行っている。

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