長い歴史を持ち近年評価の高まるローザン・ガシーがオー・メドックの区画から生み出す人気銘柄「ロルム・ド・ローザン・ガシー」の2012 Vntをネゴシアンの在庫セールで入手した(2022年７月)とのこと。
この2012ヴィンテージが「ロルム」のファースト・ヴィンテージという記念碑でもあり、
ボルドーの守護神として頼られている、あのエリック・ボワスノ親子がコンサルタントとして参画しているモノ。
そこで
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飲み頃もなだらかにピークが続いていると思います。

　その起源を中世にまでさかのぼることができる貴族ガシー家。当時の領主は、代々シャトー・マルゴーの城主に仕える騎士でした。1661年にド・ローザン氏がこの地を購入、ワインで名声を築き、後の時代、1785年に領地が分割され「ローザン・ガシー」の畑が生まれました。
現在では「クロワゼ・バージュ」や「ベル・オルム・トロンコワ・ド・ラランド」のオーナーも務めるキエ家の所有となっています（キエ家の所有となったのは1946年）。
戦後の困難な時代を乗り越え、畑の改良などの改革を行い、現在のシャトーの基礎を築いたキエ家。1968年に経営を引き継いだジャン・ミッシェル・キエ氏が、現在も二人の子供と共にシャトーに情熱を注いでいます。
シャトーはマルゴーの北部に位置、「マルゴー」や「パルメ」「デュルフォール・ヴィヴァン」に隣接しています。格付けシャトーの中では比較的小規模なシャトーとなっており、かつて「格付け２級に見合わないシャトー」のように評価されていた時代もありましたが、近年、特に2011年以降は他の格付けシャトーにも劣らない高ポイントを獲得するようになっています。