シャトー、シャルルマーニュ　カノン・フロンサック 赤

Chateau Charlemagne. 1995 Canon Fronsac A.C

産地　：　ボルドー、フロンサック地区、カノン・フロンサックAC
生産者　：　シャトー、シャルルマーニュ（ J.P. ムエックス社）
ブドウ品種　：　メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニォン
アルコール度　：　１３.０％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。　ミディアム〜フルボディ

ペトリュスなどのカルトなシャトーを所有するＪ．Ｐ．ムエックス社が所有するシャトー。

パーカー曰く「素晴らしい凝縮感、ミディアム〜フルボディ、驚くべき調和。この贅沢なカノン・フロンサックはこの地のペトリュスをめざしている。・・・掘り出しモノ」と８８〜８９点(Wine Adovocate Apr 1996)と高評価。

カノン・フロンサックはポムロール、サンテミリオンと同じ、「ボルドー右岸と呼ばれる地域のフロンサックの中の小さいながら、極上のアペラシオンです。サンテミリオンに隣接しこの右岸の中心都市、リブールヌの町から少し河口に向かったところにあたり、フロンサック、カノン・フロンサック合わせて1200haのブドウ畑が広がります。

　

飲みました。
パーカーさんの言うとおり、正に掘り出しモノ！エッジに昇華したオレンジ色をまとい、きれーに熟成していながら、良年の完熟ブドウがイキイキと脈打っているのがわかります。メルロの甘いアロマが熟成の香りを立てて妖しくもあり、また悟りを開いたように深遠。味わいもしかり。
渾然一体としたバランスが障りなくスムーズ。
２日目、３日目と酸化が進んでくると、“鉄サビ”のような味わいが強くなりますが、イヤ味がないのは造りの良さでしょうか。
これだけこなれた古酒にはなかなかめぐり合わないのでは・・・。