Wine List 【 F-053 】

状態最高!マレール・ベスより蔵出し。
CH.パルメ オールド・ヴィンテージ


シャトー・パルメはフランスの第二帝政時代に 銀行家であったエミール・ぺレールとイザック・ ぺレールによって建築されました。 シャトーの優雅な城館を特徴づけているのは、 4本の小塔です。
シャトーとその周辺施設を取り囲んで広がるパルメのブドウ畑はそのユニークな土壌のマルゴーとカントナックの丘に位置します。土壌はリディア石、石英、パラスーれき岩から成る砂利質です。
銘醸ワインを生むのに最適な卓越したテロワール を持つこのブドウ畑は、ジロンド川を見渡す場所に 位置し、メドック地区特有の海洋性局部気候の 恩恵を受けています。夏から秋にかけては一般に 高温で乾燥し晴天が多く、春の到来が早くて雨が 少ないため、萌芽・開花とも早く、開花時期は5〜6月です。


 ★この素晴らしいヴィンテージは飲み頃に達するまでに長い年月がかかり、
今その真価を見せ始めました。これから満喫できるワインです。★

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シャトー、パルメ
マルゴー

Chateau Palmer 1988
Margaux AC

産地 : フランス、ボルドー、カントナック村、AOCマルゴー
生産者 : Chパルメ
品種 : カベルネソーヴィニォン51%、メルロ39%、カベルネフラン8%、プチ・ヴェルド2%
アルコール度 : 12.5%
発酵: 伝統に基づく円錐台状のステンレスタンク
熟成:マロラクティク発酵後フレンチオーク(バリック)にて21ヶ月

 1988年ヴィンテージの特徴
1988年は非常に良いヴィンテージでそのワインは強靱なタンニンとほどよい酸味を示すしっかりした構造です。春は湿気が多くいつもより早く開花してから乾燥気味の、あまり暑くない夏となったために、ブドウの樹の成長が鈍りました。このため、収穫が早過ぎない様に配慮し、ブドウは完熟に達しました。
収穫は9月30日から10月12日まで行われました。

Chateau Palmer 公式コメント
テイスティング・コメント(2000年10月)
深い赤色でルビー色のニュアンスがあります。芳香は砂糖漬けのフル−ツ、乾燥したすもも、たばこの香りを強調しています。このワインのすべてが豊満の証です。 口に広がるバランスの良さには量感があり、もう今はまろやかになったタンニンと調和して更に豊かさを与えます。余韻は長く、芳香が豊かです。このヴィンテージは今すぐに楽しめる熟成に達しましたが、今後さらに熟成が進む輝かしい将来も期待できます。

賞味条件(飲み方のアドバイス)
徐々に空気と接触させてから、16度〜18度の室温でお召し上がりください。このヴィンテージのアロマを表現させるには少なくとも2時間前にデカンターに移す必要があります。


上記の1988ヴィンテージはパルメの共同経営社
マレール・ベス社の蔵出しで、ノン・リコルクです!

リコルクしたワインの方が安心なのでは?の質問に
「あくまでも個人の意見ですが・・・」と前置きした輸出ディレクターのドゥラス氏いわく
「ノン・リコルクの方がいいです。液面は下がりますが良い状態を保ちつづけている証拠です」
と自信満万に答えたそうです。 

下記イメージ・文は2002年4月マレール・ベス社を訪問したインポーターより借用しました。


↑輸出ディレクター・ドゥラス氏

 

シャトー・パルメを共同経営するマレール・ベス

1892年設立より100年あまりの歴史を誇るネゴシアン マレール・ベス。グランヴァンと古酒に関しては絶大なる信頼と人気を持つボルドー・ネゴシアンであり、1937年以降からはシャトー・パルメの共同経営陣でもあります。

魅力的なマレール・ベスのストック

当然ながらシャトー・パルメのストックは豊富ですがマレール・ベス蔵出しワインの魅力は、パルメを含めたワインのストック方法にあります。現在、マレール・ベスが所有する倉庫は2つ。パルメは、そのうちのひとつボルドー市内北部マレール・ベス本社にある建築から100年以上経った石造りの倉庫でした。


↑1940〜のCHAI1。パルメ木箱がたくさん

 

この分厚い石造りの倉庫にはなんとエアコンの必要がない!エアコンなしで1年中湿度も温度もほぼ一定に保てるそうです。(かなり経済的でもある)ひんやりとした壁には自然にできるらしいカビが・・・。それは”倉庫”というよりはまさにシャトーの”chai(シェ)”そのものでした。
自分の持っているワインもこんな場所で熟成させてあげたい。そう思うようなワインにとってこれ以上ないほど安心なベット。ここから蔵出しされたワインに信頼が厚いのは、誰もがそう感じるからではないでしょうか。
リリースされたワインをすぐに売ってしまうのではなく、長期にわたり熟成状態や飲み頃を確認しつつワインビジネスを進めるマレール・ベスは、まさにネゴシアンの中のネゴシアン。歴史がなければこんなストックあるはずない・・・それにそんな長期計画の必要なビジネスはなかなかできません。


↑CHAIの中のパルメ。温度・湿度ともに理想的な環境にあるので状態はとても良好。このパルメの量はマレール・ベスとシャトーの蔵以外はお目にかかれないでしょう。


↑オールド・ヴィンテージワインを藁から出して検品。マレール・ベスのシールを張って出荷する。このマレール・ベスシールに一種ステータスがある。


↑マレール・ベスの入り口。ここに石造りの倉庫がある。

 シャトー・パルメのセカンド 

 F-028_96 レゼルブ・デュ・ジェネラル1996

 F-028 アルタ・エゴ・ド・パルメ

 


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