ロワールのワイン
Val de Loire

ぶどう畑の総面積 : 75,000ヘクタール

総生産量 : 2,500,000ヘクトリットル

色別分類 : 赤24%、白55%、ロゼ14%、発泡酒7%

AOCの数 : 55、 VDQSの数 : 13


フランス一長い河、ロワール河流域のブドウ畑は4つに大別されます。ミュスカデの産地であるペイ・ナンテ、アンジューどソミュール、トゥーレーヌ、そしてフランス中央地帯のブドウ畑のプィーイとサンセールです。
ロワールはフランスの庭園と呼ばれ、古城も多く古城巡りの観光スポットでもあります。
ブドウ畑は河に沿った斜面や段々畑にあり、日照がよく、大西洋の湿った風から守れる気象条件に恵まれた地域です。
土壌は多様で、ミュスカデは片岩質、アンジューは石灰質と片岩質、ソミュールは石灰質、ヴーブレィは珪石を多くふくんだベリッシュと呼ばれる土壌、プィーイとサンセールは石灰質と泥灰質となっています。
また、ロワールワインの多様性は多くのヴィン・ド・ペイです。中でもヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダンVin du paysduJardin de la Franceが大半の80%を占めます。

ロワールのブドウ品種

 

地区別によるロワール地方のワイン

ナントのワイン

13,000ha

テロワールの違いにより4つの呼称に分けられる。

ロワール河下流、ナントの南、片岩、砂岩、花崗岩やその他の沖積岩でできたマシフ・アルモリカンの上に広がる。ブドウは日照の良い斜面に植えられ、主に、単一品種から造る白ワイン。ムロン・ド・ブルゴーニュ種だけを使い、造られる白ワインで、すっきりしたフレッシュさ、青葉や塩の香りを感じるデリケートな辛口。

ミュスカデmuscadet:繊細で香りが良い
ミュスカデ・ド・セーブ・エ・メーヌMuscadet de Sevre-et-Maine :イキイキとしてエレガント。生産量のほとんどを占める。シュール・リー製法
ミュスカデ・ド・コトー・ド・ラ・ロワールMuscadet de Coteaux de la Loire :酸味が強く花の香りがする。
ミュスカデ・ド・コート・ド・グランリューMuscadet de Cotes de Grandlieu :ミュスカデの最新AOC。

以下順次作成予定